自分に合った働き方って?育休から復帰後の不安を払拭する多様な働き方

自分に合った働き方って?育休から復帰後の不安を払拭する多様な働き方

産後の復職パターンは人それぞれ

産後の仕事復帰の仕方は、人によって様々なパターンがあります。大きく分けて、産休・育休から元の職場に復帰する方、新しい会社に就職する方の2パターンが考えられます。またそれぞれのパターンの中にも、フルタイムで働くのか、時短や少日数を選択するのかなど、様々な選択肢があります。復職後のイメージを膨らませ、どのような働き方が自分に合っているのかをぜひ考えてみて下さい。

1.元の職場に復帰するパターン

出産前の会社で、産休・育休を取得し、そのまま復帰するパターンです。
フルタイムで復帰するのか、時短勤務で復帰するのかは職場の状況や家庭状況によって異なります。

また、復帰後はメンバーが入れ替わっていたり、職場の体制が変わっていたりすることも良くある話です。長年勤務していた職場であっても、復帰前とは勝手が違ってしまう可能性があることを念頭に置いておきましょう!

産前は順調に働いていた職場でも、子育てをしながらだと、肩身の狭い思いや働きにくさを感じることがあるかもしれません。復職前または復職後すぐに、どのように働きたいかを上司に伝えることが大切です。また、上司に相談しても解決できないような場合は、他の会社を見てみることもおススメです。

2.新しくお仕事を探すパターン

出産前に退職された方、ずっと専業主婦だったけどそろそろ働きたい!という方などが、産後新たにお仕事を探すパターンです。

子育てをしながら働くということは、お仕事探しの際の条件や、働き方も、出産前のようにはいかないことがたくさんあります。

子育てと仕事を両立するためには、初めから無理をしすぎないことも大切です。

お仕事を探す際はまず、家庭の状況に応じて、どうしても譲れない条件や優先順位を整理してみることがおススメです。
家族の協力がどのくらい得られるのかは、是非事前に確認しておきたいポイントです。

また、お子さんがまだ小さい方にとって避けては通れないのが保活問題。
認可保育園を希望される場合、離職中の方は育休明けの方に比べてグッと不利になってしまいます。特に保育園激戦区のエリアにお住まいの方は、なるべく早いタイミングで役所へ相談してみましょう!

>>離職中だと保育園の利用が難しいと言われる理由とは?

「時短」や「フレックス」、「リモート」多様な働き方の選択肢

子育てをしながらのお仕事復帰は、不安がつきものですよね。
復帰後の生活に不安のある方は、まずは一度、シミュレーションしてみましょう。

その際、子どもの年齢別の理想睡眠時間を1つの目安にすると、他の予定を組みやすくなりますよ。

子どもの睡眠時間については、日本小児保健協会では、0歳児で14〜15時間、1歳児で14時間、3歳児で12時間、小学生で10時間が理想だと言われています。

例えば、1歳児に14時間睡眠を確保しようと思った時、保育園でのお昼寝3時間+夜11時間が必要となってきます。夜に11時間睡眠を確保するため、20時就寝7時起床を目指した場合、保育園の送り迎え、お風呂、ご飯などなど、業務時間後にどうやってこなしていけばよいかが見えてきます。

ただし、イヤイヤ期や夜泣き、病気などなど、育児はスムーズに行くことの方が少ないものですので、余裕を持った時間設定は必須です。

家庭環境や保育園、職場の場所、働き方など条件は人それぞれですが、
シミュレーションを行ってみて、「わたし」はどう感じましたか?

「フルタイム復帰は不安」

「子どもを一番に考えたい」

「自分がつぶれてしまわないか不安」

と感じた方は、他に色々な選択肢があるということにぜひ一度目を向けてみてください。
この数年で、「時短勤務」「フレックスタイム制」「リモート勤務」など、ニューノーマルな働き方が徐々に増えてきました。

特に、コロナ禍の影響で「リモート勤務」を可とする企業はぐんと増えています。

リモート勤務では通勤時間が掛からないため、その分多く働いて収入を増やしたり、家族や自分のための時間に充てることが可能で、育児中の働き方としてはメリットが多いものです。

また、子育てに理解のある企業もどんどん増えており、そのような企業では引け目を感じずに安心して働くことができます。

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この記事の製作者

えんさがそっ♪編集部

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