保育園の入園準備に必要なものとは?年齢別リストや注意点をご紹介
保育園の入園が決まると、いよいよ入園準備を開始する番です。
でも、何をいつまでに準備したらいいのでしょうか。
この記事では、保育園の入園準備に必要なものを年齢別にご紹介していきます。
前もって準備することが分かれば、慌てず準備することも可能です。
ぜひ、本記事を参考に余裕ある準備を行っていきましょう。
入園準備はいつから始めればいい?
まず最初にご紹介していくのが、入園準備のスケジュールです。
基本的なスケジュールを確認することで、今後の予定を立てる際の目安にすることができます。
保育園の申込みから入園までのスケジュールをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
4月入園なら2月から3月頃に入園準備を始める人が多い
4月入園の場合には、2月を目安として徐々に入園準備を開始する方が多くなります。
本格的な入園準備は、入園確定後に行われる説明会を受けて、3月からとなるケースが多いです。
入園申請 10月~1月中旬
入園申請書と必要書類をそろえて保育課に提出します。郵送で提出できる保育園も多くあります。また、提出期限は各園や自治体により異なります。提出方法とあわせて、あらかじめ予定を確認しておきましょう。
入園選考 1月中旬以降
次に、提出した書類の精査が行われます。
この際、内容に不明確な点があれば、電話などでの確認が入る場合があります。
入園内定 2月末以降
入園の内定者には、各市町村から郵送で送られてきます。
申し込み時期が市町村によって違いがあるため、内定結果がいつ届くのかも異なります。
あらかじめ入園申請の際に確認しておくと安心です。
面接と健康診断 3月
入園が内定すると面接が行われます。
面接の際には、入園後に気になることや持病・アレルギーがある場合に薬の処方や対策など、保育園に知っておいてほしいことを共有します。
また、必要な物品リストや購入方法について、面接時に説明がある場合もあります。説明がない場合は、面談時に質問しておくと、余裕をもって準備ができ安心です。
健康診断は保健センターなどで行われる場合と、それぞれが指定の小児科(園医)などを予約して行う場合などがあります。スケジュールを確認しながら、早めに受診しましょう。
準備に時間がかかるものもあるため早めに確認する
入園が確定してから必要な物を準備するのは、スケジュール的にも大変になる可能性があります。
中には、時間がかかるものがあるため、リストを作成して早めの準備をおすすめします。
年齢別準備物のリスト
入園に必要な準備物について、何からそろえたらよいのか分からないことも多いのではないでしょうか。そこで、ここからは年齢別に準備しておくと良いものについてご紹介します。
子どもの年齢を問わずに必要となるものもありますが、入園が決まる前から準備するのは、多くの保育園で必要になる着替えやハンカチにとどめるのがおすすめです。
【0歳児】準備するものリスト
粉ミルクや冷凍母乳、哺乳瓶、おむつ、食事用エプロンは持っていく必要がない保育園もあるため、園の規定を確認しましょう。
0歳児の入園準備に必要なものとしては、例として以下が挙げられます。
- 哺乳・離乳食に関するもの
- 食事用エプロン
- おむつ・おしりふき
- スタイ など
【1歳児・2歳児】準備するものリスト
次に、1歳児から2歳児の入園に向けて準備するものをご紹介します。
トイレトレーニングが始まる場合に、トレーニング用のパンツが必要になります。
1歳児・2歳児の入園準備に必要なものとしては、例として以下が挙げられます。
- おむつ
- 食事用エプロン
【全年齢共通】準備するものリスト
全年齢を通して準備するものは、以下のリストの通りです。
昼寝用寝具や帽子は、入園時にまとめて購入・用意することも多く、準備リストをもらってから用意するのがおすすめです。
全年齢共通で入園準備に必要なものとしては、例として以下が挙げられます。
- 着替え
- 昼寝用寝具
- 帽子
- 給食用カトラリー
- ハンカチ
- ループ付きタオル
- 歯磨きセット
保育園の入園準備の注意点
次に、保育園の入園準備についての注意点もご紹介していきましょう。
どのような注意点があるかをおさえておければ、スムーズな準備が可能になります。
入園グッズに手作りが指定されている場合の対応方法
入園の準備において、手作りグッズの指定をされる場合があります。
例えば、布団シーツやお着換え袋、コップ入れなど、サイズが指定されており市販で合うサイズがない場合があります。普段からお裁縫をしていない方にとって、手作りは抵抗感もあるかもしれません。そのような場合には、手作りキットを活用すると楽に準備を進められます。
色やサイズなども豊富にあり、必要な材料や作り方についても一通り揃っているため、材料を揃えたり作ったりするのに不安がある方におすすめです。
それ以外にも、手作りのグッズを販売しているサイトや、請負でグッズ作成をしてくれるサービスも多くあります。
準備の負担を軽減する方法の1つとして、活用するのも良いでしょう。
名前つけは全てのものに必要
保育園に持参する物には、名前つけが必要になります。
この名前つけも、備えておかなければ意外と手間と時間が掛かります。
基本的に、保育園に持参するものは、全て名前つけが必要だと考えておきましょう。
特に、一斉に購入する物品については他の子との違いが分かりにくいため、見える場所に大きくはっきりと名前を書く必要があります。
名前つけに便利なグッズ
入園準備の名前つけに役立つ、便利なグッズをご紹介します。
名前シール
シールを貼るだけという、手間と時間を大幅にカットできるグッズです。ノンアイロンタイプや布素材に貼るアイロンタイプがあります。水洗いが可能な防水タイプは、コップやスプーン、フォークに向いています。
名前スタンプ
こちらも、スタンプを押すだけの手軽さに加えて、長く使えるグッズです。インクをつける手間も省きたい方には、シャチハタタイプがおすすめです。おむつなどの消耗品の名前付けにも向いています。
入園準備にかかる費用の相場は約50,000円
入園の準備について、もう1つ準備しておきたいのが入園準備にかかる予算決めです。
入園に関する費用は、認可、認可外でも異なりますが、1つの目安として50,000円程度かかるとされています。
制服や新たな物品購入のため、あらかじめ準備をしておきましょう。
入園準備前におさえておきたいポイント
入園前におさえておきたいポイントを、3つご紹介します。
入園後に焦ることがないよう、余裕を持って対応しておきましょう。
保育園の生活リズムに合わせて生活してみる
保育園に通う前に、保育園の生活リズムを試してみましょう。何日か試してみると、今までの生活において見直しておきたいポイントも見つけることができます。
特に朝の時間の過ごし方などは、いきなり保育園に通うスケジュールにしてしまうと慌ててしまうことになります。少しでも生活リズムに慣れるようにしておきましょう。
雨の日の登園を経験してみる
次に、雨の日の登園を経験しておきましょう。雨の日は交通事情なども変わり、思いのほか時間がかかってしまう場合があります。いざという時に焦ったり、困ったりしないためにも雨の日の登園を経験しておくと良いでしょう。
同じ保育園に通う先輩ママとの関係作り
入園後の困りごとには、同じ保育園に通う保護者への相談で解決できる場合も少なくありません。そこで、おすすめしたいのは、既に通っている学年が上の保護者との関係作りです。なぜなら、入園前に困ったことは、既に経験していることも少なくないからです。どうやって切り抜けたかなどの助けになるでしょう。
まとめ
今回は、保育園の準備をテーマに入園までのスケジュールから年齢別の準備物リストなどをご紹介しています。入園準備は、意外と時間も手間もかかるという声があります。
入念な準備をしたいけど、時間が足りないということを避けられるように、少しずつ準備を進めていきましょう。