青梅市の保活事情とは?入園申し込み方法やスケジュールをご紹介
青梅市は、東京都内でありながら多摩川や秩父多摩甲斐国立公園などの自然が楽しめる、子育て世帯に人気のエリアです。
また、青梅市は「青梅市移住定住促進プラン」(令和4年3月策定)を公表しています。このプランでは、3世代の同居・近居の支援や、移住者が3年間継続して居住した場合の祝金などの取組が反映されています。
このことから、ますます青梅市の子育て世帯への人気は高くなりそうです。この章では、青梅市の保活事情や待機児童についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
参照:青梅市「共働き子育てしやすい街ランキング2022」
青梅市の保活のポイント
青梅市は、待機児童の解消や保育所へのお弁当配食サービスなど、子育て支援の充実に力を入れています。
その結果青梅市は、共働き世帯が出産・子育てしやすい環境が整備されているとして、全国の中でも高評価を受けています。
保活を成功させるには、青梅市の保活の特徴を知っておくと良いでしょう。
「共働き子育てしやすい街」として高評価を得ている
青梅市は、日本経済新聞社と日経xwomanが実施している「共働き子育てしやすい街ランキング2022」において、全国12位となりました。
東京都において、青梅市以外に3年連続でランキングトップ20入りしているのは、2自治体のみです。
青梅市の「園庭整備など保育施設整備の取り組み」「障害児保育の支援」が、高い評価を得ています。
参照:青梅市「共働き子育てしやすい街ランキング2022」
週に3日まで一時預かり事業を利用できる
青梅市は、他の自治体同様に、就学前の子どもを対象に一時預かり事業を実施しています。一時保育は、13の保育施設が実施しており、週に3日まで利用できます。
利用料金は、各施設によって異なるため問い合わせが必要です。短時間就労や育児疲れなどで子どもを預けたいときは、ぜひ利用してみてください。
参照:青梅市「児童の一時預かり事業」
青梅市の待機児童情報
青梅市は、保活における詳しい利用調整方法を公表していません。しかし、青梅市の待機児童はゼロではないことから、保活は難航が予想されます。
青梅市における保活を成功に導くためにも、待機児童情報や空きのある保育園の状況を把握しましょう。
待機児童は2022年4月時点で3人
青梅市の待機児童は、2022年4月入所時点で3人で、解消はされていません。
しかし青梅市では、積極的に保育園や園庭などの整備を進めており、近い年に待機児童ゼロを達成する可能性も高いでしょう。
参照:東京都「区市町村別の状況」
4月入所以降も空きのある保育園は多い
青梅市は待機児童を解消していないものの、年度途中の入所募集児童数一覧では、複数園で空きがみられます。
一般的に激戦である1歳児クラスにおいても、保育施設17園が入所可能としています。青梅市の保活は、人気園に限らず多くの園を希望することで成功に近づくでしょう。
各保育施設の空き状況を把握し、できるだけ入所しやすそうな園を視野に入れて希望することが大切です。
参照:青梅市「令和5年5月保育園募集児童数一覧表」
青梅市の保活日程
この章では、令和5年4月から保育園の入所を希望する場合のスケジュールを説明します。
青梅市の保活スケジュールは年々変更されるため、紹介するものはあくまで目安とし、実際に保活をする年の予定を詳しく確認しましょう。
- 一次申請受付開始:12月上旬頃
- 一次申請締切:1月上旬頃
- 入園可否通知発送:2月末頃
入園申請が開始する時期は遅いですが、スケジュールを把握し早めに行動しましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p8」
保育園入園申込み一次受付
青梅市では、一般的な入園申請開始時期より遅い冬頃に、入園申請が始まります。
令和5年4月に入所を希望する場合、令和4年12月1日から令和5年1月6日が受付期間でした。
窓口申請締切前は混雑が予想されますので、余裕をもって申込みをしましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p8」
一次申請結果について
青梅市の結果通知の発送は、他の自治体に比べて遅く、入園までの期間が約1ヶ月程度しかありません。令和5年4月の一次選考結果は、2月末頃発送されました。
内定が決定したら、入所する予定の保育園説明会に参加し、必要な手続きを進めましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p8」
保留(待機)通知が届いたら二次選考の結果を待つ
もし保留(待機)通知が届いたら、二次選考の結果を待ちましょう。
通常、入所保留となった場合は初回しか通知されません。しかし、4月入園一次募集に申込みした方は、二次募集まで合否に関わらず通知がきます。
一度申請すると、年度内のすべての選考において有効となります。希望園の変更や、申請の取り下げをする場合のみ、再度手続きをしましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p8」
青梅市の入所申請と用意する書類
青梅市の入園申請の方法は、窓口申請のみです。窓口申請は、土・日・祝日、年末年始の受付をしていないため、平日に申込む必要があります。この章で、申込方法や必要書類を把握しておきましょう。
窓口申請の方法
青梅市では、窓口のみ入所申請を取り扱っています。申請締切日までに、必要書類を青梅市子育て推進課(市役所1階12番窓口)まで持参してください。
窓口受付をしている時間は、平日の8時30分から午後5時までです。日中の来庁が難しい場合は、午後8時まで受付している木曜日に申請しましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p8」
入園申請時に必要な書類
入園申請では、以下の必要書類を準備しましょう。
- 教育・保育給付認定申請書兼保育所等利用申込書
- 同意書
- 保育が必要であることの証明書類
以上の書類は、すべての方の提出が必要です。
子どもが障害やアレルギーなどの配慮を要する場合は「保育所入所事前連絡票」などの、他の書類が加わります。世帯の状況に合わせて、必要書類をよくチェックしておきましょう。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p37」
青梅市の保活相談は子ども家庭部へ
青梅市の保活における連絡先や、子育てに役立つサービスをご紹介します。青梅市は「子育てひろば」を複数園で実施しており、情報収集ができるため、保活する際に役立ててください。
保活の相談先
青梅市の保育園入園申込みに関する相談をしたいときは、下記の連絡先に問い合わせましょう。
青梅市福祉事務所 子ども家庭部 子育て推進課 | |
所在地 | 〒198-8701 青梅市東青梅1丁目11番1号 |
電話番号 | 0428-22-1111 |
入園申請や書類で不明点があった場合、解決を後回しにせず早めの相談が大切です。
参照:青梅市「保育施設の申請案内 p1」
便利な子育てサービス
青梅市では、多くの自治体同様、親子で遊んだり保護者同士の交流を図ったりできる場所として「子育てひろば」を開設しています。
子育てひろばは、幅広い施設や保育園で実施しています。2023年4月時点において、青梅市の施設は5つ、保育園は13園あります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、利用を休止している場所もあるため、事前に確認をしてください。
青梅市の保活事情まとめ
青梅市は、待機児童はゼロになっていないものの、子育て世帯の移住や支援に力を入れています。
「共働き子育てしやすい街ランキング2022」では高評価を得ており、ますますファミリー層への人気も高まりそうです。
青梅市の保活は、4月入所以降も空きがある園が多くみられるため、希望園にこだわらず、複数の通えそうな園をリサーチしておくと良いでしょう。
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