小金井市の保活事情とは?入園申し込み方法やスケジュールをご紹介
東京都の中央に位置する小金井市は、人気が高い「JR中央線」が通り、閑静な住宅街が広がる街です。
都心へのアクセスも良く、大学など教育施設の多い文教都市として知られ、全体的な教育レベルも高いです。そのため、子育て世帯の人口も多く、待機児童もみられます。
本記事では、小金井市の保活情報や入所申請スケジュールについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
小金井市の保活に関する2つの特徴
小金井市では、多くの自治体同様、基本指数と調整指数による利用調整を行なっています。
しかし、下位の希望園に決定した方の辞退で選考に支障が出るため、希望園の記入数を制限したり減点制度を設けたりしています。
ここでは、小金井市の入園申請前に確認したい保活における2つのポイントを紹介します。
参照:小金井市「入所案内 p21」
内定を辞退すると同年度内の選考で10点減点される
小金井市では、入園申請をしたものの辞退を申し出た場合、同年度内のすべての選考において10点減点されます。減点が適用されるのは、以下の場合です。
令和5年度の申請 | 減点の適用 |
令和5年4月入園の場合 | 令和5年1月13日以降 |
二次受付及び年度途中の場合 | 内定通知以降 |
激戦区の保活においては、少しでも多くの加点を得たいものです。希望園は本当に通えるところのみ記入するなど、辞退しなくて良いようにしましょう。
参照:小金井市「入所案内 p35」
「小金井子育て・子育ち支援ネットワーク協議会」を運営
小金井市は、平成23年8月に「子育て・子育ち支援ネットワーク協議会」を発足しました。
協議会では、子育て活動団体と協力し、小金井市の子育て環境の改善に努めています。
現役ママ・パパスタッフが運営する「のびのびーの!」は、小金井市の子育て情報サイトです。
イベントの体験談やママ・パパのつぶやき掲示板など、子育て中の方の投稿がたくさん載っています。タイムリーな情報満載のため、ぜひ活用してみてください。
参照:小金井市「子育て・子育ち支援ネットワーク協議会」
小金井市の待機児童や人気情報
待機児童数や年齢別クラスの内定ボーダーラインを知っておくことは、小金井市の保活に置いて重要です。
小金井市は待機児童を解消しておらず、特に1歳児クラスの難易度が高いため、市の現状を知り対策を考える必要があります。
この章で、小金井市の待機児童や人気状況を知り、労働条件の変更など保活を成功させるための対策を考えましょう。
小金井市の待機児童数は令和4年4月時点で11人
小金井市の令和4年4月時点での待機児童数は11人で、前年度より30人減少しています。2019年の111人から大きく減少しているものの、未だ待機児童解消には至っていません。
待機児童11人のうち、10人は1歳児クラスです。他の自治体同様、育休明けの1歳児クラスは保活が激戦であるといえます。
参照:小金井市「待機児童数」
内定ボーダーラインは210点の園が多い
令和4年4月の入園申請状況では、1歳児クラスにおいて内定ボーダーラインが210点以上の園が多いです。
フルタイム共働きの場合の基準指数は200点のため、産休・育休などによる10点の加算が必要です。
しかし0歳児クラスでは、内定ボーダーラインが低い施設や、空きがある施設が多くあります。
育休や産休中などの加点が得られない場合は、1歳児クラスに該当しない時期に入園を検討するなど、対策を考えましょう。
参照:小金井市「入所案内 p35」
小金井市の保活スケジュール
小金井市での保育園入園を決めたら、保活スケジュールを把握しましょう。特に、申請受付期間を過ぎてしまうと受付されないため、注意が必要です。
この章では、令和5年4月入所のスケジュールを例として紹介します。細かい日にちや日数はその年によって変わりますが、大きくは変わらないため目安としてください。
保育園入園申込み一次受付の開始
令和5年4月入所を希望する場合は、令和4年10月17日から一次受付が開始されました。締切日は11月8日ですが、保育課必着となっているため、余裕をもって申請してください。
入園申請期間は短いため、あらかじめ準備を進めておき、焦らないようにしましょう。
参照:小金井市「入所案内 p10」
保育園の結果通知
保育園の選考結果通知は、令和5年4月入所の場合、1月末頃に郵送で通知されました。発送の詳細は、ホームページでもお知らせされます。
小金井市は、電話での問い合わせには答えられないとしているため、結果が届くのを待ちましょう。
参照:小金井市「入所案内 p11」
二次募集の申込み
小金井市は、一次選考の結果において空きが生じた場合のみ、二次募集を行います。一次選考の結果、不承諾通知が届いたら、二次募集へ進みましょう。
令和5年4月入所の場合、二次募集期間は令和5年2月1日から2月17日まででした。ホームページにて二次募集のお知らせがあるため、空きのある園を把握してから申請すると良いでしょう。
参照:小金井市「入所案内 p11」
小金井市の保育園入所申請方法
小金井市での入所申込みは、基本的に郵送申請のみのため、締切日に間に合うよう早めに準備する必要があります。小金井市の保育施設入所申込み方法を確認しましょう。
保育園入所申請方法
小金井市での保育園入所申請は、原則郵送のみです。小金井市役所第二庁舎1階エントランスホールの受付ポストに投函することも可能です。
特別支援保育枠を希望する方は、窓口受付のみとなっています。
郵送申請後は、不足書類がある場合のみ案内が送付されます。不足書類のお知らせが送付されるまで1週間程度かかるため、早めに郵送しましょう。
申請後の変更や不足書類の提出は、11月22日が締切であり、こちらも原則郵送申請です。
参照:小金井市「入所案内 p10」
必要書類
保育施設の申込みに必要な書類は、以下のとおりです。
- 提出書類確認票
- 教育・保育給付認定申請書兼保育施設等利用申請書
- 児童状況申告書
- 重要事項確認書
- 返信用封筒
上記の書類は、すべての方に必要な書類です。市外から申請する方に限り、返信用封筒は不要です。
この他にも、子供や家庭の状況に合わせて必要な書類が増えます。不備や不足がある場合は、申請が無効となったり保育の必要性認定ができない場合もあるため、注意が必要です。
申請書類の内容を前もって確認し、期間に余裕をもって申込みましょう。
参照:小金井市「入所案内 p13」
小金井市の保育課情報
申込み方法や必要書類に関して不明点があれば、小金井市の子ども家庭部まで連絡してください。また、小金井市の子育てに便利なサービスもご紹介しますので、ぜひ利用してみてください。
保育園入園申込みに関する問い合わせ先
小金井市の保育園入園申込みなどの問い合わせ先は、以下になります。
住所 | 〒184-8504 小金井市本町6-6-3 |
電話番号 | 042-387-9846 |
FAX | 042-386-2609 |
メールアドレス | s050799@koganei-shi.jp |
不明点があれば、後回しにせず早めに解決しましょう。
参照:小金井市「入所案内 p1」
小金井市の子育てサービス
小金井市では、年齢に合わせた育児教室や講座を行なっている「小金井市子ども家庭支援センター ゆりかご」を運営しています。
また小金井市では、子育てに関する総合冊子「小金井市みんなで子育て応援ブック のびのびこがねいっ子2022」の作成もしています。
妊娠中から中学・高校生まで覚えておきたい情報や、子育て施設に関する情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
小金井市の保活まとめ
小金井市の子育て環境は、都会に近いものの緑豊かな公園も多く、整っているといえます。しかし、待機児童数が多く、特に1歳児クラスでは希望園への入所は難しいかもしれません。
1歳児クラス以外の時期での入所や、労働条件を変えて点数アップするなど、入所できる方法を考えて保活を進めると良いでしょう。
また「えんさがそっ♪」では、小金井市をはじめとした全国の保育園や認定こども園、幼稚園などの保育施設を簡単に探せます。
保活の基本知識や保活の進め方など、保活に役立つ情報も満載なので、ぜひチェックしてみてください。