調布市の保活事情とは?入園申し込み方法やスケジュールをご紹介

調布市の保活事情が気になる人もいるのではないでしょうか。調布市は新宿まで15分程度とアクセスの良さに加えて、多摩川周辺の自然も豊かです。また、自治体独自の助成金や保育事業も行われており、とても子育てのしやすい街といえるでしょう。

待機児童数は令和4年度に減少したものの、応募する子どもの年齢によっては入園しづらい状況が続いています。

この記事では調布市の保活事情や保活スケジュール、入園申込み方法や必要な書類を紹介します。ぜひ参考にして、早い段階から保活をスタートさせましょう。

調布市の保活事情

まずは調布市で保活を成功させるポイントをいくつか紹介します。保活を成功させるためにも、調布市特有の保育事業や利用料助成制度などをおさえておきましょう。

入園は三次申込みまで受付

調布市では、より多くの人に保育サービスを利用してもらうため、三次申込み受付まで実施しています。また書類の提出にも専用のボックスが用意されており、手軽に申し込みできます。

しかし、二次・三次申込みでは、それ以前の申込みで定員が埋まってしまった施設には応募できません。可能な限り一次受付で書類が提出できるように準備をしておきましょう。

参照:調布市「(三次申し込み受付中)令和5年度4月認可保育園の入園申し込み」

市民限定の年度限定型保育事業がある

調布市では令和5年度に、年度限定型保育事業を実施しています。これは市内に在住で、保育園などに入園が決定していない1歳児・2歳児を預かる事業です。

対象の子どもをもつ世帯は、利用申請書に最大3か所までの希望園を記入して提出します。ただしこれは1年限定の事業なので、来年度以降も利用を希望する場合は、再度申込みが必要です。

参照:調布市「令和5年度調布市年度限定型保育事業のご案内」

調布市は一時預かり・定期利用保育の利用料助成あり

調布市では、都単独型一時預かりか定期利用保育を利用する家庭の利用料を助成しています。対象になるのは調布市民限定で、助成額は以下の通りです。

• 3歳～5歳児:月額37,000円まで
• 非課税世帯の0歳～2歳児:月額42,000円まで

助成を受けるためには、事前に認定を受けていなくてはいけません。対象者は、助成申請書を受け取り、記入して提出しましょう。

参照:調布市「調布市一時預かり事業・定期利用保育事業利用料助成事業」

調布市の人気状況や待機児童数

調布市の保活事情と同時に、認可保育施設の人気状況や待機児童数も知っておきましょう。ここ最近は、2年連続で待機児童ゼロを達成しているものの、保留児童はいまだ多いのが現状です。

令和4年度の待機児童は16人

調布市における、令和4年度4月の待機児童数は16人となっています。令和3年度の4月からは46人だったため、30人減少したことになります。

これは、市内で新たな保育園を開園するなど受け入れ人数が増加していることが要因です。幼児教育無償化の対象である幼稚園も含めれば、子育てはかなりしやすくなっていると言えるでしょう。

参照:調布子育て応援サイト「コサイト」「【申し込み受付中】令和5年度 調布市認可保育園入園申し込み心得&各園の情報まとめ」

0・1歳児クラスはとくに人気

各保育園の募集予定数・申込み状況を比較すると、0・1歳児クラスはとくに人気なことがわかります。実際のところ、令和4年度4月の待機児童はすべて1歳児です。

このため、0・1歳の子どもを入園させたい人は、必ず1次受付で入園申込みをしましょう。また、もしも保留となってしまったときには、他の保育サービスの利用も考えておく必要があります。

参照:調布市「令和5年4月(一次)度認可保育園園別募集予定数・申込状況表」

調布市の保活スケジュール

それでは、調布市の保活スケジュールを見ていきましょう。なお、以下のスケジュールは令和5年度4月入園のスケジュールです。年度途中からの入園の場合は、個別に確認する必要があります。

• 一次申込み受付:10月初旬～下旬頃
• 申込み状況発表・変更受付:11月中旬頃
• 一次選考・内定通知:1月頃

募集人数公表・一次受付

保育園別の募集人数はホームページで公開されます。それを参考に入園申込みを行います。ただし、希望する園については必ず事前に見学に行き、保育の環境を知っておきましょう。

申込みは郵送か受付ボックスからとなっています。必要な書類は早めにそろえて、期限内に必着で提出しましょう。

参照:調布市「(三次申し込み受付中)令和5年度4月認可保育園の入園申し込み」

申込み状況発表・変更受付

一次申込み受付が終了すると、各施設の申込み状況が公表されます。
申込み済みの人は申込み事項の変更が可能なので、希望する施設が人気の場合には変更も考えましょう。

 一次選考・内定通知

調布市の定める利用調整基準にもとづいて選考が行われ、入園者が決定します。内定した場合には電話または文書で、面接と健康診断の日程が連絡されます。

入園までの間に必ず受けるようにしましょう。

不承認となった場合は二次選考へ

一次選考で保留になった場合には、「利用不承認決定通知書」が発送され、そのまま二次選考の対象になります。
希望する施設を変更する場合には、変更届を提出しましょう。

調布市の入園申込み方法・必要書類

次に、調布市の入園申込み方法と、必要書類について紹介します。必要な書類を揃えたうえで、必ず受付期間内に必着で提出しましょう。

申込み書類の提出方法

調布市の入園申込みは、郵送と投函受付の2通りがあります。郵送するときに郵便事故が不安な場合には、特定記録郵便などの郵送記録が残る方式を利用しましょう。

また、受付ボックスでの申込みの場合には、書類確認等は行いません。不足書類の追加期間はありますが、書類を入れ忘れないように注意しましょう。

参照:調布市「(三次申し込み受付中)令和5年度4月認可保育園の入園申し込み」

申込みに必要な書類

調布市で、保育園の入園申込みに必要な書類は以下の通りです。

• 保育利用申し込み書
• 家庭状況報告書
• 児童状況報告書
• 保護者及び児童の同一世帯の方が保育できない状況を証明する書類
• 認可保育所入園申し込み確認票
• 調布市子どものための教育・保育給付認定申請書
• 保育受託証明書(該当の方のみ)
• 誓約書・転入先住所と転入時期が確認できる書類(該当の方のみ)

このうち、保護者及び児童の同一世帯の方が保育できない状況を証明する書類は、就労証明書や病気の診断書などです。これらは、その世帯に住む65歳未満の人全員分がひつようになります。

参照:調布市「保育園入園案内・入園(転園)申込時の必要書類(様式)」

調布市の保育相談センター情報

最後に、調布市の入園申込みに関する問い合わせ先や、保活を行う上で便利なサービスを紹介するので参考にしてください。

保育園入園申込みに関する問い合わせ先

調布市の保育園の手続きに関する相談は、以下の連絡先に問い合わせましょう。

なお、受付期間の終了間際には電話がつながりにくくなる可能性があります。申込み書類の記載などで不明点がある場合は、期間に余裕をもって相談しましょう。

調布市の保活を行う上で便利なサービス

調布駅南口の「セントラルレジデンス調布」内には、子育て支援施設の「こどもとフラット」が設置されています。

子どもと遊びながら親同士が学びあったり、子育ての悩みを相談できたりする交流の場なので、ぜひ利用しましょう。

参照:調布市「調布駅前の子育て支援施設「こどもとフラット」」

調布市で保活を成功させるためには

本記事では、調布市で保活をするのに役立つ保活事情や、保育園への入園申込みのスケジュールや必要書類を紹介しました。

調布市の待機児童は令和4年度に大きく減少しましたが、0・1歳児は募集が集中しており、入園しづらい状況が続いています。調布市では年度限定型保育事業や一時預かり・定期利用保育の利用支援も行っているので、ぜひ積極的に利用しましょう。

また、「えんさがそっ♪」では、調布市の保育園・幼稚園を手軽に探したり、保活に役立つ情報を集めたりできます。ぜひ活用して、保活を成功に導いてください。