新潟市で保活するには?入園申し込み方法や申請受付のスケジュールをご紹介
新潟市で保活する上で、保活に関する情報が気になる方が多いのではないでしょうか。新潟市は、保育園の待機児童数0の状態が続いており、子育てや教育に適した環境です。
本記事では、新潟市の保活に関する解説から、保活に便利なサービスをご紹介します。これから新潟市で保活したい方は参考にしてください。
新潟市の保活に関する情報
この章では、新潟市の特有の保活事情についてご紹介します。新潟市で保活を行う予定の方はご確認のうえ、保活の際に役立ててはいかがでしょうか?
第10希望まで入園希望の保育園を申込みできる
新潟市では、入りたい保育園を第10希望まで申込み可能です。保活をスムーズに成功させたい場合は、入園希望施設を一つに絞るよりも10希望までの記入をおすすめします。
通園できる範囲で、保育園の雰囲気や保育時間などを考慮して、なるべく多くの保育園を候補に挙げておきましょう。
参照:新潟市「令和5年4月 認可保育施設への新年度入園について」
各区の入園状況が確認できる
新潟市の公式ホームページでは各区で、それぞれの入園状況の確認を行えます。入園状況は下記の記号で記載されています。
- 可:入園できる可能性がある
- 難:入園が難しい状況
- 不可:入園できない状況
- 無:受入れ対応なし
新潟市の公式ホームページで記載されている「入園状況」の作成日時点での情報なので、詳しい入園状況は各地に問い合わせる必要があります。
あくまでも参考程度に入園状況を確認し、不明点があれば各地の公式ホームページにアクセスして担当者に確認してください。
参照:新潟市「保育園等(保育施設)入園状況」
年度途中入園を毎月実施している
新潟市の年度途中入園は、毎月1回の募集を行っています。他の自治体でも毎月、保育園の年度途中入園を実施していますが、新潟市も例外ではありません。
新潟市では、定期的な途中入園の募集を行い、保育園入所が必要と見なされる児童を優先的に決定します。
新潟市の途中入園の募集は、毎月1日〜10日前後で受付を開始します。ただし、施設によって受付期間が異なるため、スケジュールを把握しておきましょう。
新潟市の待機児童数の実態
新潟市で上手に保活するには、保育園の状況や人気度を確認しておくことをおすすめします。新潟市は待機児童数が0で、入園しやすい地域ではありますが、確実に希望する保育園に入園できるとはかぎりません。
こちらの章では希望する保育園に入園するために、新潟市の待機児童数や、入園未定決定児童の実態について解説します。
新潟市の待機児童数は0の状況が続いている
前述した通り、公式ホームページによると、新潟市の待機児童数は0の状態を維持しています。待機児童数0の状態を維持している理由として、新潟市が取り組む保育士への支援を積極的に行っていることが挙げられるでしょう。
新潟市は主に、「保育教諭確保事業補助金」や「新潟市保育士宿舎借り上げ支援事業」など、保育士の労働環境を改善する取り組みをおこなっています。
待機児童を減らすには、保育士への支援は必須となり、新潟市はどちらも実現している地域です。
ただし、発表されている待機児童数が0であっても、表面化していない待機児童がいることも否めません。他の地域よりも競争率が低く、子育てしやすい環境には間違いありませんが、保活する際は迅速な対応が得策といえます。
参照:新潟市「令和4年度 入園申込者数・決定者数推移」
新潟市の隠れ待機児童は一定数いる
新潟市の待機児童数は0とお伝えしたばかりですが、隠れ待機児童は一定数存在します。隠れ待機児童とは、さまざまな理由をもとに入園していない状況を指し、待機児童には含まれません。
新潟市が発表している隠れ待機児童は、下記の理由によって計上されています。
- 求職活動の休止
- 特定の保育施設等を希望する申し込み
- 育児休業取得中
一時的に保育園を必要としない方が多い印象です。また、上記の理由を見てわかる通り、「待機児童数0=希望の保育園に入所できる」とはかぎらないので注意しましょう。
参照:新潟市「令和4年度 入園申込者数・決定者数推移」
新潟市の保活スケジュール
ここでは、新潟市の保育園入園申込みから利用調整結果までの、保活スケジュールをご紹介します。その年によってスケジュールが変わる可能性があるため、これから紹介しているものはあくまで目安として見てください。
- 入園申込み一時受付開始:11月上旬頃
- 申請の申込み締切:11月中旬頃
- 利用調整結果通知時期:1月下旬頃
こちらの章では、令和5年の4月から保育園の利用を希望する場合の方に向けてご紹介します。毎年スケジュールは変動するため、新潟市の入園申込み期間を確認しておきましょう。
保育園入園申込み一次受付の開始
令和5年度の保育園入園の申込みの一次受付は、令和4年11月1日〜11月18日までの期間でした。以前の受付期間は10月だったため、11月に変更されているので注意しましょう。
保育園入園の申込み期間が18日間と短く、早めに申請しなければなりません。
保育園の利用調整結果通知の発送
令和5年の4月に入園する場合、利用調整結果の通知は令和5年1月26日に発送されます。
利用調整結果通知が届いて無事入園が決定したら、入園までに必要なものや準備を進めましょう。もし結果が不承諾だった場合に行うべきことを、これからご紹介します。
不承諾通知が届いたら二次募集に申込む
新潟市から不承諾通知が届いた場合は、二次募集の申請の準備をしましょう。二次募集受付の時点で、空きのある保育園にかぎり募集が実施されます。
二次募集の受付期間は、1月中旬頃に新潟市の公式ホームページにて公開されます。二次募集に向けて、受付期間や必要書類、書類の提出先を確認してください。
二次募集の提出先は一次募集とは異なり、第一希望施設がある区役所健康福祉課宛てに送付するため、間違わないようにしましょう。
新潟市の入園申込み方法・必要書類
新潟市では、入園申請は原則希望の保育施設に直接提出しますが、申請者の事情などにより郵送でも受け付けています。ここでは、保育施設と郵送での申請方法と、必要書類についてご紹介します。
新潟市の保育園入園の申請方法
新潟市の入園申請方法は、申請する対象者によって申請書類の受付場所が異なります。受付場所は以下の2箇所になります。
第一希望の保育施設で申請
申請する時点で在籍している保育施設で申請
自身がどちらの対象者になるのかは、下記の新潟市公式ホームページで確認しましょう。
参照:新潟市「令和5年4月 認可保育施設への新年度入園について」
保育施設に足を運んで申請することが厳しい方は、下記の郵送先に提出してください。
郵送先:〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1 新潟市役所 こども未来部 保育課分室(事務センター)
新潟市の保育園入園時の必要書類
新潟市の保育園入園には、下記の必要書類が求められます。
- 入園申請確認票
- 入園申請書
- 父母の保育必要事由確認書類
- マイナンバー記載用紙
- 世帯状況に応じて提出する書類
保育必要事由により他の書類提出を求められる可能性があるので、事前に確認しておくとスムーズに提出できます。また、保活を成功させるためには、希望する保育園を多めに記載することで入園できる可能性が高くなるでしょう。
新潟市の保育課情報
新潟市の保育課に関する情報をご紹介します。保活する際に役に立ててください。
保育園入園申込みに関する問い合わせ先
新潟市の問い合わせ先は区によって異なるため、希望する保育園の区役所に問い合わせしましょう。
各区問い合わせ窓口 | 電話番号 |
北区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 025-387-1335 |
東区役所 健康福祉課 児童福祉担当 | 025-250-2330 |
中央区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 025-223-7232 |
江南区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 025-382-4353 |
秋葉区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 0250-25-5683 |
南区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 025-372-6351 |
西区役所 健康福祉課 児童福祉担当 | 025-264-7340 |
西蒲区役所 健康福祉課 児童福祉係 | 0256-72-8389 |
こども未来部 保育課分室(事務センター) | 025-223-7372 |
保育園入園の申請を行う上で不明点があれば、担当者に電話で確認してください。
新潟市の保活を行う上で便利なサービスと施設
新潟市には子育て支援コーナーやつどいコーナー、育児相談室などが用意された「子育て応援ひろば」の施設が用意されています。この施設は、子どもたちが遊ぶスペースはもちろんのこと、親たちが集って情報交換できる場所です。
施設内の育児相談室では、保育士に子育てに関する悩み相談が可能です。さまざま人と交流ができるので、保活に役に立つ情報を得られるでしょう。
新潟市の保活事情まとめ
新潟市の待機児童数は0を維持しており、他の地域と比べても入園のしやすさは抜群です。しかし、希望する保育園に必ず入園できるとはかぎらないため、希望の保育園をいくつか候補を挙げましょう。
保育園入園の申請受付期間は一カ月も無く期間が短いため、早めに行動して申請準備を行いましょう。保活で重要となる「入園のてびき」を確認の上、申請書類を提出し、保活の準備をすすめてください。
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