東大阪市の保活事情とは?入園申し込み方法やスケジュールをご紹介
東大阪市は人口約48万人の市で、大阪府の東部に位置しています。
市の西側には市街地が、東側には生駒山系の自然が広がっており、利便性と自然を兼ね備えた子育て世帯にも人気のある市です。
この記事では、東大阪市の保活について解説します。東大阪市で保活をする予定の方は、ぜひ最後までお読みください。
東大阪市の保活事情
まずは、東大阪市の保活事情を解説します。この章で紹介する以下の2点について理解しておきましょう。
- 認可外保育園に預けると加点がつく
- 申し込み後に面接(保育体験・見学)がある
認可外保育園に預けると加点がつく
東大阪市では、他の自治体と同様に、利用調整によって保育園の入所者を決定しています。
東大阪市の利用調整は、就労状況などの保育の必要性を指数化した基礎指数と児童の状況などを指数化した調整指数を合算して行われます。
東大阪市では、児童が認可外保育施設、企業主導型保育施設、就労型一時預かり等を保育者の入所要件に見合う日数・時間利用している場合に加点(3点)がつきます。
希望する園が人気のある園の場合は、認可保育園に申し込みをする前に認可外保育施設等を利用して加点を得ることを検討しましょう。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
入園の申し込み後に面接(保育体験・見学)がある
東大阪市では4月入園の申し込みをした場合、申し込み後に第一希望の園で面接があります。
申し込み書類を提出すると、通常2週間程度で受付控えが届きます。
受付控えが届いたら第一希望の園の面接の日程を確認し、子どもと一緒に面接に行ってください。
面接後に希望施設を変更することも可能です。希望施設を変更したい場合は、期日までに子どもすこやか部施設利用相談課に希望施設変更届を提出しましょう。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
東大阪市の待機児童数
保活をスムーズに進めるためには、待機児童数を把握しておく必要があります。
以下より、東大阪市の待機児童数・隠れ待機児童数について詳しく解説します。
令和4年度の待機児童数は0人
東大阪市の令和4年度の待機児童数は0人でした。
東大阪市の待機児童数は平成26年度まで増加していましたが、保育所の整備や保育人材の確保・育成に取り組み、令和3年度に待機児童数0を達成しました。
平成29年4月1日時点の認可保育所の定員は8,267人でしたが、令和4年4月1日時点では9,854人となっています。
認可保育所の定員数の増加が、待機児童数0につながっています。
令和4年度の隠れ待機児童数は414人
東大阪市の待機児童数は0ですが、令和4年4月1日時点での隠れ待機児童数は414人でした。
隠れ待機児童にあたるケースには以下のようなものがあります。
- 企業主導型保育事業等を利用している場合
- 求職中の保護者が求職活動を休止している場合
- 他に利用可能な保育所等の情報の提供をしたにもかかわらず、特定の保育所等を希望し、待機している場合
- 育児休業中の場合
とくに多いのが特定の保育所等を希望しているケースです。
東大阪市全体としては認可保育園の定員数は充足しているものの、さまざまな事情で認可保育園に入所できていない隠れ待機児童は多いのが現状です。
東大阪市の保活スケジュール
東大阪市の保活のスケジュールを確認していきましょう。年度によってスケジュールは変わるため、下記で紹介しているものはあくまで目安です。
- 入園申し込み開始(1歳~5歳児):9月中旬頃
- 申請の申し込み締切(1歳~5歳児):10月初旬頃
- 入園可否通知発送:1月下旬頃
- 0歳児の入園申し込み・1歳~5歳児の追加選考:1月上旬頃
- 0歳児・1歳~5歳児の追加選考の入園可否通知発送:3月上旬頃
以下では、令和5年4月1日から保育園の利用を希望する場合のスケジュールを参考に紹介します。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
保育園入園申し込み一次受付(1歳~5歳児)の開始は9月中旬
東大阪市では、1歳〜5歳児と0歳児では申し込みのスケジュールが異なります。
1歳〜5歳児の入園申し込みは例年9月中旬ごろから始まります。
申し込みから約2週間後に受付控えが発送され、その後、第一希望の園で面接が行われます。
0歳児の入園申し込みと1〜5歳児の追加選考の申し込みは1月〜2月頃行われます。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
保育園の内定通知の発送は1月下旬頃
4月入園開始の場合、1歳〜5歳児は1月下旬頃、0歳児は3月上旬頃に利用調整の結果が郵送されます。
利用不可(待機)となってしまった場合、申し込み有効期間は利用調整の対象となるため、再度申し込みをする必要はありません。
追加選考予定のある保育所に希望施設を変更する場合は、施設利用相談課または各福祉事務所子育て支援係に入所希望施設変更届を提出してください。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
東大阪市の入園申込み方法・必要書類
東大阪市の入園申し込みは、4月1日入所希望の場合、郵送または施設利用相談課・各福祉事務所に設置してある投函ボックスにて受け付けています。
郵送の場合の宛先は子どもすこやか部施設利用相談課です。投函ボックスは以下の場所に設置されています。
東大阪市役所子どもすこやか部施設利用相談課7階 | 〒577-8521 東大阪市荒本北1-1-1 |
東福祉事務所子育て支援係(2階) | 〒579-8048 東大阪市旭町1-1 |
中福祉事務所子育て支援係(2階) | 〒578-0941 東大阪市岩田町4-3-22-300 |
西福祉事務所子育て支援係(2階) | 〒577-0054 東大阪市高井田元町2-8-27 |
年度途中の入園申し込みは施設利用相談課または各福祉事務所子育て支援係の窓口にて随時行っています。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
入園申し込みに必要な書類
東大阪市で保育園入園の申し込みをする際に必要な書類は以下の通りです。
- 施設型給付費・地域型保育給付費等教育・保育給付認定申請書兼保育施設入所申込書
- 同意書
- 家庭状況申告書
- 申し込み時確認シート
- 保育を必要とする状況を証明する書類
- 子どもの健康・発達状況について(健康状況確認票)
- 子どもの様子について
- 印鑑(認印可)
申し込みをする子どもや世帯の状況によって必要書類は異なります。不備の無いように、必要書類を確認しておきましょう。
参照:「子どもを預けたい | 東大阪市」
東大阪市の保育課情報
東大阪市の保育園入園申し込みに関しての問い合わせは、子どもすこやか部施設利用相談課で受け付けています。
- 子どもすこやか部施設利用相談課(東大阪市役所7階)
- TEL:06-4309-3202
- 受付時間:平日9時~17時30分
保育園入園申し込みに関する疑問や相談がある場合は、電話で問い合わせをしましょう。
子育てサポーター
東大阪市には「子育てサポーター」というサービスがあります。
子育てサポーターは保護者から子育てについての相談を受け、それぞれのニーズに合った子育て支援サービスの情報提供をしています。
子育てサポーターへの相談は、市役所本庁舎7階施設給付課(月〜金)、各福祉事務所子育て支援係(火・金曜日)にて可能です。以下の表に問い合わせ先をまとめました。
施設名 | 電話番号 | FAX | 所在 |
市役所本庁舎7階
施設給付課 |
06-4309-3302 | 06-4309-3817 | 荒本北1丁目1番1号 |
東福祉事務所
子育て支援係 |
072-988-6619 | 072-988-6671 | 旭町1番1号(旭町庁舎2階) |
中福祉事務所
子育て支援係 |
072-960-9274 | 072-964-7110 | 岩田町4丁目3番22-300号
(希来里2階) |
西福祉事務所
子育て支援係 |
06-6784-7982 | 06-6784-7677 | 高井田元町2丁目8番27号 |
東大阪市の保活事情まとめ
東大阪市の待機児童数は0ですが、隠れ待機児童は多く、希望する保育園に入園させるためには情報収集がカギとなります。
人気の園を希望する場合は、認可保育園申し込みの前に認可外保育施設等を利用して加点をつけるなど、できるだけ指数を高くする必要があります。
東大阪市の各園のボーダーラインは、ホームページ等では公開されていません。気になる方は子どもすこやか部施設利用相談課に問い合わせてみましょう。
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