目黒区の保活事情とは?入園申し込み方法やスケジュールをご紹介
目黒区は、かつて保活激戦区と呼ばれるほど人気の高い地域でしたが、令和2年以降は待機児童数がゼロになりました。しかし、現在の目黒区でも保育園によっては競争率が高く、入園するには戦略を立てる必要があります。
そこで今回の記事では、目黒区の保活事情から人気状況、保活に役立つサービスもご紹介します。保活戦略を立てるためにも、目黒区の保活情報を集めましょう。
目黒区の保活事情とは
まずは、目黒区に関する保活事情をご紹介します。目黒区で保活を成功させるために、保活事情を把握しておくとよいでしょう。
目黒区の公式ホームページで保育園の内定状況を確認できる
目黒区の公式ホームページで「指数別内定状況」と「園別内定状況」の確認が可能です。指数別内定状況では年齢と基準指数別に、内定数と不承諾数を確認できます。
また、園別内定状況では保育園別の申込み状況とともに、入所可能数や第一希望者の人数が掲載されています。
参照:目黒区「令和4年4月入所利用調整(選考)実施状況」
保育園情報の詳細を掲載している
目黒区の公式ホームページでは他の市区町村と同様に、保育園ごとのアクセス情報や、周辺環境の情報を確認できます。また、園児定員数から職員配置数、保育園の一日の流れなども把握できます。
保育園のアクセス情報や周辺環境は、保育園選びの際に重要視すべき点といえるでしょう。さらに、保育園ごとに一年間の行事を掲載しているので、保育園それぞれの特徴をつかめます。
参照:目黒区「認可保育園(区立・私立)一覧」
同一指数になった場合の優先順位がある
目黒区では、利用調整基準が同一指数になった場合の優先順位を公表しています。この優先順位とは、同一指数の希望者の中から入園者を決めるための順位です。
目黒区で一番に優先されているのは区内在住児で、順位2以下はひとり親世帯や、新規申込者が含まれています。
目黒区の優先順位は「令和5年度「保育施設利用のご案内」」から確認できます。優先順位は入園選考を左右するので、家庭状況が順位に含まれているかチェックしておくとよいでしょう。
目黒区の人気状況や待機児童数
保活をスムーズに行うには、目黒区の保育園の人気状況や、待機児童数を知る必要があります。こちらの章では、目黒区の待機児童を解説するので、保活の際にご参考ください。
3年連続で待機児童数ゼロ
目黒区は、令和2年度以降から待機児童数ゼロを継続しています。令和2年以前は待機児童が多く、平成30年は330人で平成29年は617人いました。
目黒区は人気エリアで保活激戦区でしたが、過去3年間で待機児童問題が改善されて入園しやすい地域になりました。
参照:目黒区「保育所等入所待機児童数の推移」
「保育所の待機児童対策」
保育園の人気状況は園ごとに異なる
前述した目黒区の「園別内定状況」では、保育園の人気状況を確認できます。保育園の入所可能数に対し、希望者の申込み状況をまとめて集計結果を発表しています。
保育園ごとによって、入園希望者数は大きく異なるので注意してください。倍率が高い保育園もあるので、保育園選びのときに参考にしましょう。
目黒区の保活スケジュール
目黒区の保活スケジュールをご紹介します。毎年スケジュールの変動があるため、これから紹介するスケジュールは参考程度に留めましょう。
- 入園申込み受付期間:祝日を除く月曜日~金曜日
- 申請の申込み締切:毎月8日前後
- 入園可否結果発表日:窓口受付締切日から2週間前後(4月入園の場合は約2カ月後)
以下では、令和5年の4月から入園を希望する場合のスケジュールを参考に紹介します。目黒区で保活を成功させるには、早めの行動が重要です。入園申込みから内定までの流れを確認しておきましょう。
参照:目黒区「令和5年度 保育施設利用のご案内 P5 」
保育園入園申込み受付期間
目黒区の保育園の入園申込みは、祝日を除く月曜日〜金曜日です。令和5年度の4月から入園する場合、窓口受付にかぎり令和4年度の12月9日までが受付期間でした。郵送で申込みをする場合は、締切日が11月30日必着だったようです。
申込み方法で入園申込み期間が異なるので気をつけましょう。
参照:目黒区「令和5年度 保育施設利用のご案内 P22 」
保育園の内定結果発表日
令和5年度の4月に入園する場合の内定結果発表は2月10日に行われました。
入園の内定結果が発表された後は、入園までに2カ月しか時間がありません。内定結果が発表されたら、その後の入園手続きや入園準備を進めましょう。
参照:目黒区「令和5年度 保育施設利用のご案内 P22 」
不承諾通知が届いたら二次募集に申込む
不承諾の入園内定結果が届いた場合は、二次募集の申込み手続きを行いましょう。
令和5年度の4月入園希望の二次募集の受付締切日は2月17日までです。一次募集の内定結果から一週間の期間しかありません。入園できる保育園探しを「区内保育施設の空き状況」から確認して申込みましょう。
目黒区の入園申込み方法・必要書類
目黒区の入園申込み方法は窓口受付と郵送受付から選べますが、窓口受付と郵送受付では必要書類が異なるので注意しましょう。それぞれの申込み方法と必要書類をご紹介します。
参照:目黒区「令和5年度保育施設利用のご案内(P6〜P14)」
申請方法
目黒区の入園申込みを窓口受付で行う場合は、下記の受付場所で手続きをしましょう。
項目 | 詳細 |
受付場所 | 目黒区総合庁舎本館2階 保育課保育施設利用係 |
受付日時 | 月曜日~金曜日(祝日除く)
8:30~17:00 |
窓口受付ができない方は、提出書類を郵送して手続きを行います。郵送先は下記の宛先になります。
〒153-8573
目黒区上目黒2丁目19番15号 目黒区子育て支援部保育課保育施設利用係
必要書類
目黒区で入園申込みに必要な書類は下記の通りです。
- 教育・保育給付認定申請書
- 保護者が保育を必要とすることを証明する書類
- 世帯の所得状況が確認できる書類
- 保育の利用申込書
- その他各家庭の状況に応じて必要な書類
- 保育所入所申込受付チェックシート兼同意書(郵送の場合にかぎる)
保育を必要とする証明書類には就労証明書や、病状根威容確認書などが含まれています。また、家庭の状況に応じた書類として受託証明書等の提出が求められます。加えて、郵送申込みの場合にかぎりチェックシートも同封してください。
上記の必要書類は目黒区の保育課、もしくは目黒区の公式ホームページ「保育に関する申請書」からダウンロード可能です。
参照:目黒区「保育施設の申込みから入所までの流れ」
目黒区の保育課の情報
目黒区の保育課に関する情報や、子育てに便利なサービスをご紹介しますので、活用してください。
保育園入園申込みに関する問い合わせ先
目黒区で入園申込みや保育園に関する不明点は、下記の問い合わせ先に聞いてみましょう。目黒区の「子育て支援部 保育課 保育施設利用係」の直通連絡先になります。
問い合わせ先:03-5722-9868
目黒区の保活を行う上で便利なサービス
目黒区は、子どもから保護者まで交流できる「目黒区子育てふれあいひろば」を開放しています。目黒区子育てふれあいひろばでは、子どもたちがおもちゃで遊べるスペースや、保護者に対する子育てのサポートをしています。
保活や子育ての悩みを打ち明けたり、子どもたちが楽しく遊ぶ時間を確保したりできるでしょう。目黒区で子育て中の方は、「目黒区子育てふれあいひろば」を活用してみてはいかがでしょうか?
目黒区の保活事情まとめ
目黒区の待機児童数はゼロを継続していますが、入園の希望者が多い保活激戦区です。保育園によっては倍率が高いあまり、入園が不承諾になっている家庭もあります。
目黒区で保活を控えている方は、本記事を参考にして、早めに準備をすることをおすすめします。
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