先輩ママの保活体験談|保活知識0からのスタートで、夫とも意見の食い違いが。園見学時の”メモ”で保活を成功に導いた1児のママの話
えんさがそっ♪では、実際に保活を行ったママ・パパたちにインタビューを実施しています。保育園を決めるまでに何を行ったか、どのように園を決めたか、実際に保活をして感じたことなど、参考になるエピソードを紹介しています。これから保活を行う方は、ぜひ目を通してみて下さい。
園見学時の”メモ”で保活を成功に導いた1児のママの保活エピソード
Aさん(31歳)
職業:会社員
お住まいの地域:北海道帯広市
家族構成:パパ・ママ・子ども1人(0歳)
どのように保活を行ったのか、大まかな流れを教えてください!
子どもが生まれたのが2021年1月で、育休中で夏は1か月ほど実家に帰っていたこともあり、実は帯広に帰ってくるまでは全く”保活”らしいことはできていなかったです。9月に帰ってきてから、とりあえず役所に行って書類を貰ったのですが、全然説明が頭に入ってこなくて焦りましたね。
そこからとにかく園見学に行って、自分の考えを整理して、夫と意見をすり合わせて、、、とバタバタしながら、11月になんとか1次応募を済ませ、2022年4月に1歳児クラスで無事入園することができました。
役所を活用し、認可保育園に絞って保活をスタート
9月に保活を始める際、まずは役所に行ったとのことでしたが、その前に事前準備などはしていましたか?
特に”保活のための準備”というものはしていませんでした。
最初は、子どもが1月生まれということもあり、1年は育休を取って、1歳の4月から保育園に預けられるといいな、となんとなく考えていました。ただ、夫との意見交換もしていなかったため、まずは自分で情報を得てから夫と話し合おうと思い、役所に行きました。
役所ではどのような情報が得られましたか?
役所は情報収集の1つとして活用させてもらいました。保育施設の種別や、保活の流れなど、色々なことを説明してもらったのですが、マミーブレインと呼ばれるような産後の思考力や記憶力の低下で、なかなか理解するのが難しかったです。資料ももらえるので、帰ってから見返すなどして、改めて情報を整理するようにしました。
一番良かったのは、自分の点数について確認できたことだと思います。「あなたの点数なら認可保育園のどこでも大丈夫だと思いますよ。」と言っていただけたおかげで、考えなくていい選択肢を排除することができました。特に認可・認可外の違いなども詳しく把握できていなかった私にとって、最初から認可に絞れたことで、そのあとの保活をスムーズに進められたことに繋がったと思います。
保活のスタートは順調に見えたものの、後から発覚した夫との意見の相違。
役所で情報収集した後に家で話し合いされたとのことですが、すんなりと方向性は決まりましたか?
役所に取りに行った後、夫と保育園に預けることについて話し合いました。
私としては育休の期限や職場復帰もあるので、「保育園に預けるのは当たり前」くらいに考えていましたが、初めて夫が”保育園反対派”であるということを知りました。
パートナーが”保育園反対派”だと大変ですよね。どうやって説得されたのですか?
夫自身、幼少期に保育園に通っていた際に園生活が楽しくなかったため、保育園自体にネガティブなイメージを持ってしまっていたようです。逆に幼稚園は、”教育機関”ということもあるので、しっかりしてそう・信頼できる、といったポジティブなイメージがあることがわかりました。
職場復帰のことも考えると、保育園に預けることは必須だと考えていたので、まずは私一人で2,3園ほど園見学に行ってみました。どこに行っても、夫が言うような悪い印象を受けることはなかったので、保育園の良さを伝えようとしましたが、何を説明しても全く聞き入れてもらえず、自分で説得するのは無理だと感じました。
そのため、「一緒に保育園見てみよう!」と園見学に誘ってみました!
園見学に一緒に行かれたのですね!パートナーの反応はどうでしたか?
夫とは1園だけ一緒に見学に行きました。
話し合いに収拾がつかない状況だったので、連れて行った、という感じでしたが、実際に見学すると夫の意見は一変しました!
実際に見学に行った保育園で、在園している子どもたちがとてもキラキラとしているのを見て「保育園はこんなに自由で、色んな経験がさせてもらえる場所だったんだ!」と認識してくれたようです。
今では、会社の人に通っている保育園をオススメするほど、保育園が大好きになっています(笑)
保活を通して感じた”園見学”の重要性
どうやって見学に行く園を決めましたか?
「家に近い」「Google評価高い」「評判良いと聞いたことある」の3つをキーワードにして、5件ほど回りました。焦ると良くないと思い、週に1件くらいのペースでじっくり吟味しました。
5園とも電話で予約したのですが、電話は緊張するタイプなので、ネット予約があれば嬉しかったなと思います。
見学に行く前は「Google評価高いな~」くらいの気持ちだったので、見学で聞いたことを中心に志望順位は固めました!
園見学にはこだわったとのことでしたが、どのような点にこだわっていたのですか?
まず、見学には単独で行かず、子どもと一緒に行くことを徹底していました!実際に子どもがその園に通ったら、どのような感じになるのか想像ができたのはとてもよかったので、これから園見学をされる方にもオススメしたいです!
だいたい園長先生が案内してくれたのですが、初めはただ聞くだけになってしまっていて、質問はありますか?と聞かれても、「よく聞かれることを教えてください」を連発していました(笑)
でも、このおかげで、他の人が気にしているポイントがわかったので、参考になりました。
見学中に特に注目していたのは園児の様子です。楽しそうにしているか、1人でなにか取り組んでいても集中させてくれているか、といった点に着目して観察していました。
園見学に行った後、どうやって志望順位を決めましたか?
事前に基準を決めていなかったので、とりあえず見学した園は、できる限り鮮明に感想を書き溜めておくようにしました!
後から見返して思い出せるように、説明の内容や、その時になにを感じたかもスマホで沢山書き残していたのを覚えています。ちょっと大変かもしれませんが、これが後々とても役立ったので、是非おススメしたいやり方です!
自分のメモを見返すことで、自分が何を大事にしたいかに気付くこともできました。例えば、完全給食に惹かれたり、給食じゃないと言われたことに不満を感じていたり、というのを見て「自分って意外に給食であることを重視してたんだ!」と思いました。
何よりもやっぱり、聞いたことだけでなく、その時の自分の感情を書いておいたのは、とても良かったなと思いました!
最終的に、どの園に希望を出して、内定をもらえましたか?
5つ見学した園のうち、1園は少し合わないと感じたので、それ以外の4つに希望を出しました!
最終的には、第一志望の認可保育園に内定を貰えてよかったです。
保活を始める前に、保育園に常設された支援センターに週1ほど通っていたのですが、雰囲気もイメージできて、先生の印象もよかったので、その保育園を第一志望にしていました!
「保活」と思っていなくても、支援センターに足を運んでいたのは、良かったです。
無事に第一志望から内定をもらったものの、入園までに感じたギャップや、不安などはありましたか?
園に対しては、今もとてもいい印象で、本当にこの園に通わせてよかったな、と思っています。
ただ、内定から入園の間に、色々な物への名前付けや、エプロンやお昼寝シーツを作るなどの準備がとても大変でした。また、実際通い始めてからどのような生活になっていくのかも、想像ができず、とても不安でした。
支援センターで色々と質問したり、同じクラスになる予定の0歳児クラスの子たちの保育を見学させてもらって、先生たちから声かけをしていただいたことで、不安を少しずつ解消することができました!
保活全体を通して感じたこととこれから保活される方へのアドバイス
ご自身でも自信をもって「保活は成功した!」と仰る中で、もっとこうしたらよかったかも、と思うことはありますか?
保活する前は「ただ手続きするだけじゃん」と思っていたのですが、事前の情報収集、園見学時の情報収、情報整理、夫の説得、、、とやることが沢山あって本当に大変でした!
その中でもしっかり保活を成功させることができたので、満足しています!
もっとこうしたらよかった、というのはないですが、住んでる地域に知り合いが少なかったので、保育園から受ける説明だけではなく、実際に通ってる人の声や街の評判など、リアルな声を聞いて判断できるとより嬉しかったなとは思います。
これから保活をされる方へのアドバイスをお願いします!
必ず園見学には行った方がいいです!
子どもの表情が行く園によって変わるので、子どもと園見学に行ったのもとても良かったです。子連れが大変な場合は、1人で一回行って、特によかったところは子どもと再度行ってみるのもいいかもしれません。
そして、見学に行ったら、自分の思ったこと・感じたことをまとめておいたのはとても良かったです。知らないものに対して基準は作れないので、まずは自分の感じたことを書き溜めて、色々と回ったうえで、知識を蓄えてから基準を作るという方法も良いと思います。
保育園に通って、子どもが喜んでくれるのが一番なので、納得がいくまで、チャレンジしてみてください!
まとめ
今回は、園見学にこだわったことで、保活知識0から始めて成功させたAさんの保活エピソードを紹介しました。
多くのパパママが保活知識0の状態から始める中で、園見学を上手く活用して成功されたり、パートナーとの意見の不一致を上手く解消されたというお話しは、参考になる点がたくさんあったのではないでしょうか。
『えんさがそっ♪』では、園見学の際に使えるチェックリストや、感じたことを書き留めて、簡単に見返せるメモ機能を用意しています!
是非チェックしてみてくださいね!
また、既に保活を実施された方は、是非口コミの投稿にご協力をお願いいたします。