モンテッソーリ原宿子供の家

地球の子供たち・・・伸びる芽を自然に育てましょう

人間は自然の法則によって生かされています。受胎から誕生までの間に生命の進化の数億年のプロセスを、7才までの間に哺乳類から猿人、旧人、新人までのプロセスを生き、人間形成の基礎として人格の構築・・・人としての自分を造り上げる大事な仕事を営んでいます。

この時期「自分が満足する体験を積み重ねて育つ」のと「大人の都合に振り回されて育つ」のとでは当然違いがあります。

受胎し、誕生までの10ヶ月の間「胎児が健康に育つように」と母親自身が必要な栄養を取り、適度な運動をし、心を安定させて、間接的に環境を準備し、「手を、足を、頭脳を…」と直接指図して育てなかったはずです。でも胎児は自然の法則にしたがって成長し、誕生しました。

誕生後の7年間も同じ子育てが望ましいと思います。

つまり私たち大人は、子供が自分で自己を作ることができるよう、栄養となる「豊かな体験」「助け合える仲間と精一杯生きる事ができる環境」を準備し、それを吸収して育つのは子供自身に任せる事が大切なのです。

地球に生きる子供達が地球の呼吸を感じ取り、その法則にしたがって自分を磨き、それぞれの分野で輝く存在となるよう、今こそ環境づくりに心を傾ける事が求められています。お母様もひとつの環境としてどう在るべきか・・・ご一緒に学んでいきましょう。