秋生まれ(10、11、12月)の保活はいつから?妊娠中から積極的に保活をするのがおすすめ

秋生まれ(10、11、12月)の保活はいつから?妊娠中から積極的に保活をするのがおすすめ

秋生まれの保活は、妊娠中から積極的に進めていく必要があります。出産時期と入園申込みの時期が重なるため、早めに準備をしていくことがカギとなるでしょう。

本記事では10、11、12月生まれの保活事情から、0歳児で4月入園をする際に気を付けるポイントを紹介していきます。

10、11、12月生まれの保活は妊娠中から始まる

10月、11月、12月の秋生まれの場合、保活は妊娠中からスタートします。
大きなお腹で保活をする必要があるうえ、出産と入園申込みが被ってしまうおそれもあります。

そのため、早めの準備がカギとなるでしょう。
ここでは、秋生まれの保活のポイントをまとめましたので、ぜひ確認してみてください。

秋生まれなら0歳児4月入園も可能

秋生まれの場合は、0歳児の4月入園が可能です。

労働基準法において、産後56日間は就業してはいけないと定められています。
そのため、多くの保育園の受け入れは、生後57日以上です。
秋生まれの場合、4月時点で生後57日を過ぎているため、0歳児の4月入園を希望できます。

しかし、なかには受け入れ年齢を生後6ヶ月以上や、生後8ヶ月以上とする保育園もあります。
希望する保育園を探す際は、受け入れ年齢も確認するようにしましょう。

秋生まれの場合は仮申込みとなることも

また、秋生まれの場合、出産と保育園の入園申込みの時期が重なる可能性が高いです。出産前に申込みが必要となることが考えられます。

出産前に申込む場合は、仮申込みという扱いになります。出産後の本申込みが必要となるため、忘れないようにしましょう。

途中入園も検討する

秋生まれの場合、4月に保育園へ預けるのはまだ早いと思う保護者も多いかもしれません。入園しやすいのは、定員数が多い0歳児の4月入園ではありますが、定員に空きがあれば途中入園も可能です。

4月入園にこだわりがないのであれば、途中入園を検討してもいいでしょう。転勤や引っ越しが増える9月から10月頃が、途中入園の狙い目といえます。空き情報をこまめにチェックしておきましょう。

途中入園も歓迎!預け方が超自由な保育園にインタビューしてみました!

1歳児入園は激戦の可能性が高い

1歳児入園の希望もできますが、0歳児入園よりも激戦となり保育園に入るのが難しくなることが予想されます。

1歳児クラスは、0歳児クラスがそのまま持ちあがるため、4月の入園募集人数が少ないのです。

例えば1歳児クラスの定員が15名だとします。しかし、そのうち10名が0歳児クラスの持ちあがりとなれば、空きは5名です。
0歳児クラスなら10名の募集枠があったのに対し、1歳児クラスになると5名まで減ってしまうため、希望者が多い場合は入園が難しくなるでしょう。

加点要件を確認しておこう

1歳児入園という難関を突破するためには、加点を得ることが必要です。世帯の指数が低いと入園が難しくなるため、自治体の調整指数の要件を確認し、加点が得られる方法があるか確認してみましょう。

自治体によっては、認可保育園に預ける前に認可外保育園に預けて仕事復帰することで、大きな加点を得られるケースがあります。
さらには、ベビーシッターサービスの利用で加点がもらえるケースもあります。

加点要件を確認し、加点を得る方法を試してみてください。

0歳児入園希望なら妊娠中から積極的に保活をするのがおすすめ

0歳児入園を希望するのなら、妊娠中から積極的に保活をしましょう。子どもが生まれてから保活をすればいいと思う方もいるかもしれませんが、それでは保活に乗り遅れてしまいます。

出産時期によっては、入園申込みの締め切りを過ぎてしまうこともあるでしょう。
秋生まれの場合も、早めに保活をスタートさせておきましょう。

保育園の見学に行く

入園の申込みをするにあたって、保育園の見学は必須ではありません。しかし、実際に見てみないと分からないこともあるでしょう。入園してから後悔しないためにも、希望度の高い保育園から見学をしておくのがおすすめです。

秋生まれの場合、妊娠している夏頃に見学に行くのがいいでしょう。夏頃の見学では、妊娠中の方の見学者も少なくありません。
また、見学したい保育園に予約をする際、出産が近いため早めに見学をしたい旨を伝えておきましょう。

もちろん体調と相談しながら見学することが大切です。無理をしないよう、余裕を持ったスケジュールを立てておきましょう。
>>保育園の見学で確認するべきポイントとは?準備すべき物や注意点を解説

区役所・市役所の保育課に相談する

保活について不安なことがあれば、区役所・市役所の保育課に相談に行きましょう。わからないことは直接相談した方が、正確な情報を得られます。
しかし、保育園入園の申込みが開始されると混み合うことが予想されます。

早めに相談に行くといいでしょう。
>>保活を進めるために役所で聞くべきことは?市役所を最大限に活用する方法を解説

出産と申込み時期が被るなら早めに書類作成をする

秋生まれは出産時期と申込みの時期が重なることが予想されます。入園申込み書類の記入、必要書類の準備は、早めに開始しておきましょう。

また、出産で外出が難しい場合、入園申込み書類は父親が提出する可能性が高くなると予想されます。父親の申込みが難しい場合は、代理での提出も可能なため、家族など近しい人に相談しておきましょう。

生後4~5ヵ月での入園で気を付けるポイント

秋生まれの子どもが4月入園をする場合、気を付けなければいけないポイントがあります。入園が決まる前から確認し、備えておくと安心できるでしょう。

冷凍母乳に対応しているか確認する

冷凍母乳の受け入れに対応していない保育園もあります。母乳育児を希望する場合は、あらかじめ保育園の対応を確認しておく必要があります。

ミルクの練習をする

母乳に慣れている赤ちゃんは、哺乳瓶を拒否してしまうことも考えられます。慣れるまで時間が必要となるケースも少なくないため、早めに哺乳瓶の練習をスタートさせておきましょう。

夜泣きと仕事の両立に備える

生後4ヶ月から5ヶ月頃は、夜泣きが多くなる時期でもあります。夜泣きが少ない子どもの場合も、保育園という新しい環境の中で過ごすことになり、夜泣きが増えることも予想できます。

夜泣き対応と仕事の両立は、非常に大変でしょう。夫婦で対応できるように話し合いをしておくことや、対策を準備しておくことも必要です。

離乳食を始めたら保育園に伝える

生後5ヶ月頃から離乳食が始まります。離乳食を始めるタイミングは、保育園にしっかりと伝えましょう。保育園の給食開始のタイミングや、内容変更など、すぐに対応してもらえないこともあります。早めに相談しておくと安心できるでしょう。

また、アレルギーの有無を確認する食材テストも必要です。保育園と相談しながら、計画的に進めていきましょう。

1歳児入園を希望するときのポイント

先述した通り、1歳児入園の希望を果たすためには、加点を得ることが重要です。自治体の調整指数の要件を確認し、自分たちに加点を得る方法があるのか、チェックしておきましょう。

また、1歳児入園を希望する場合は、0歳児入園よりもエリアを広く検討しておくといいでしょう。通園に時間がかかってしまっても、条件に合う保育園を多く希望しておいた方が安心です。

まとめ

10月から12月生まれの保活は、妊娠中からスタートしましょう。仕事をしながらの保活は予想以上に大変です。だからこそ、余裕を持ったスケジュールを立て、保活を進めていきましょう。

0歳児入園を希望する場合、入園してからの対策の準備も必要です。4月になってから焦らないためにも、事前に準備しておくことが大切です。

家族で分担して対応することも必要になるでしょう。事前にどのような準備が必要なのか家族内で話し合いをしておくと安心です。

この記事の製作者

えんさがそっ♪編集部

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