幼児期に育つものを育てる
お日様の光や透明な風、鮮やかな緑…
子ども達が日々出会う全てのものは、驚きや感動、喜び、楽しさに満ちています。
それは、ぬくもりであったり、匂いであったり、肌触りであったり…。
生命そのものに触れる体験を、日常的に繰り返すのが子ども達の毎日です。
泉山幼稚園の自然に囲まれた自由感溢れる環境で生命に触れ、生命から学び、生命をいとおしむ。
幼児期に育つものをより豊かなものにするために、 あらゆるものと”かかわる力”を子ども達一人ひとりが自ら育んでゆく。
そのサポート役として、泉山幼稚園は 子どもが本来の姿になれる場所、様々な生命と出会う場所でありたいと願っています。
遊ぶことから得られること
社会の急速な変化に伴って子どもの数は減少し、 思い切り走り回れる遊び場はなくなり、遊ぶ時間も限られています。
必要な運動(遊び)の不足が常態化し、子どもの体力が育っていません。
小学校では、体を支える力が弱いために姿勢が保てず、座れない・集中できない子ども達が増えてきています。
現在では、学習面においても脳の活性化と体力との関連性が裏付けられています。
小学校からの学習の基礎となる“学びの芽”は、幼児期の豊かな遊びの中にあります。
子どもの遊びの世界を大切にしてこそ、生き生きした子ども達が育つのです。
子ども達の未来を信じる
幼児教育が人間形成の上でどれだけ重要であるか、自由感あふれる子ども達の遊びがどのような意味合いを持っているのかをお父さんお母さんと一緒に考え、子ども達の心と体づくりにとりくんでいきます。
子どもの育ちは親の喜びであり学びでもあります。
大人がよりよく生きようとする姿を見せることが、子ども達がよりよく生きることにつながります。生涯の土台となる教育を実践し、将来を見据えたかかわりを続けることが泉山幼稚園の役割です。