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園の特色
乳児保育
乳児保育では、安定した情緒と信頼関係を育むために、主に食事の際に決まった保育者が決まった子どもと関わる育児担当保育を取り入れています。子どもが小さいほど食事は生活の中で大切な営みです。いつも同じ保育者と食事を摂ることで子どもの気持ちはとても安定します。ゆったりとした環境の中で、子どもたちの生活リズムに合わせて食事時間や睡眠時間を考え、子ども一人ひとりに寄り添った保育を行っています。また、目と目を合わせ言葉を手渡す関わりの中で”自分は大切なんだ“と子ども自身が感じることが乳児期にとって重要であり、それが自己肯定感の確立、また他者への信頼感にもつながっていきます。
異年齢保育
幼児保育は、子どもたちに多様で豊かな関わりの中で育ちあってほしいと3,4,5歳の異年齢で生活をしています。異年齢クラスでは、上の子は、下の子に関わることで自分の成長や責任を知り自然に思いやりを身につけていきます。下の子は、そんな先輩に憧れ、自らも少し上のことにチャレンジしようと意欲が生まれます。
協調性、競争心、模倣、尊敬、信頼感等、異年齢という集団で育った力が、卒園後、小学校で生活していく上で、ひいてはこれからの人生において大きく役立つものと信じています。 -
園で大切にしたいこと
あそび(学び)
あそびは子どもの発達を幅広く助けます。様々なあそびや質の良い玩具に出会うこと、そして自らの体験を通し、感じ、考え、学ぶことが大切です。あそびから子どもたちは、創造性や社会性、思いやりなど目には見えないけれども大切な力が育っています。
食事
食事は乳幼児の成長にとって欠かすことができません。園では無農薬のお米、昆布やかつおなどのだしにもこだわり、またお子様にできるだけ旬のものを食べていただけるよう考えています。園で育てた食材を取り入れたり、クッキングも行い、食に対する関心も高めています。
睡眠
コット(簡易ベット)を使用しています。コットは床上に直接布団等を敷くのと違い、床との間に約10cmの空間を作ります。夏期は、メッシュシートから涼しい空気を入れ、冬期は毛布等を掛ける事により暖かい空間を作りだします。夏期のあせもやほこりの吸飲の軽減につながります。
また、SIDS(乳幼児突然死症候群)を防ぐため、睡眠中に0歳児は5分に1回、1歳児は10分に1回、2歳児は15分に1回、3、4歳児は30分に1回の呼吸チェックを行っています。 -
園で大切にしたいこと
絵本
良い絵本にたくさん出会ってほしいと願い、保育の中に取り入れています。現実の世界とファンタジーの世界を行き来する中で心が豊かになり、情緒の安定につながります。また、人の話を聞く力が身に付き、集中力、想像力が養われます。
毎月1回、貸し出し図書も行っています。
運動遊び
脳の活性化の観点から動から静への活動を大切にしています。
日々、欠かすことのない運動あそびが体幹のしっかりした丈夫な体を作り、何事にもくじけない強い心を育みます。
園庭遊び
乳児園庭と幼児園庭に分かれており、それぞれの年齢が安全にその年齢に見合ったあそびが展開出来ます。
園庭には、四季折々の花々や実のなる木、築山、隠れ家、雲梯、砂場などがあり、自慢できる園庭です。