他国と同じように、何万というムスリムが日本という桜の国に住んでいます。彼らのような若者はまるで咲くのを待ちわびている蕾のようです。彼らが得る知識と信仰心により、彼らも近い将来人々を率いるリーダーになれると私は信じています。
花が咲くには、太陽と水が必要です。両親とは子供を見守る太陽のようで、花が成長するのに必要な光を浴びさせます。水とはイスラームの教育のようで、知識を彼らに与えます。そして花は咲くのです。太陽または水のどちらかを失っては、蕾はきれいな花にはなれません。ですから、花を咲かせるためには適切な教育を与えることが必要だと私は思うのです。
次の世代の子供たちを守るのが私たちの役目であり、そして適した教育方針を与えることが必要だと思います。そこで我が校はクルアーンとスンナに基づいた英国のケンブリッジカリキュラムを応用することで、 生徒たちがイスラームと従来の教育の両方を学ぶ機会を与えます。
イスラーム教育の大切さとはただ単に学業の面に重視するよりも、よい道徳を築き上げることにあると私は信じています。包括的な教育には、学問と道徳の両方に集中する必要があり、それによって生徒たちは知面的および精神的面のバランスを取ることができるようになります。
従来の教育も道徳を教えていますが、イスラームの原理を無視しては包括的な教育にはなりません。この学校は皆さんの応援またサポート無くしてはここまで築くことは出来ませんでした。感謝してもしきりません。アッラーの祝福が私たち全員にありますように。