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保育・教育
子どもが楽しく、より発達できる園を!
こどもの森グループでは、乳幼児期においてはいわゆる小学校の前倒しの知識先行教育ではなく、探究心や思考力、表現力、粘り強さ、感情や行動をコントロールする力等のいわゆる非認知的能力を育むことがなによりも重要だと考えています。このため①愛着②自信③意欲④自己肯定感⑤愛情(慈愛・思いやり)⑥やり抜く力⑦感性⑧善悪の判断⑨情・欲のコントロールをキーワードに、日々の生活や遊びを通して、こうした非認知能力を育む保育を行なっています。
保育の特徴① 乳児は少人数担当制
乳児期に最も大切なのは人に愛され、安心して過ごすことです。一人ひとりが、安心して心地良く過ごせるよう、乳児期には育児担当制をとり、出来るだけ少人数で過ごしています。子どもとの愛着関係を作り、触れ合いを大切にしています。
保育の特徴② 見守る保育
同じことを一斉にするために構築された集団ではなく、保育士はそれぞれの子どもの違いを認め、そこに寄り添い見守っていきます。子どもは自ら育つ力を持っています。
人に指示されて行動するのではなく、自分で考えて行動出来るよう、見守りつつ必要な時に援助しています。自主性や自立心・想像力や創造力・考える力を育みます。
保育の特徴③ 環境の保育
子どもが自発的に活動できる環境を用意しています。様々なコーナー保育を取り入れ、自分で選ぶ、決める、遊び込む経験を沢山出来るようにしています。自分でやりたいことを選び積極的に活動に関わっていくことで自主性・自立心・積極性を育みます。またそれぞれのコーナーには受け入れ人数も決まっているので、必ずしもやりたいことができるわけではないのですが、それもまた大切な経験だと捉えています。自分の気持ちを収めていく力、相手の気持ちも考えながらうまく解決する経験、調整力、解決力など大切な力をつけていくことに繋がっています。
長い保育時間に配慮し、お家のようにくつろげるスペースや小さな落ち着ける空間を用意しています。また、布や緑などを多く使い、家庭的な雰囲気を作っています。
保育の特徴④ 経験の保育
色々な経験が出来る機会を多く持てるようにしています。特に自然や社会を通して様々な経験により、子どもの興味関心を広げる機会としています。
園バスで園外を経験
法人で園バスを所有。積極的に園外に行く機会を設け、体験の中での学びを幼児期にたくさん経験できるようにしています。
異年齢児保育
様々な年齢がかかわり合う異年齢児保育を取り入れ、自然な家庭に近い関わりを大切にしています。異年齢で過ごす中で、年上の子ども達に憧れの気持ちを持ち、お手本にしながら、様々なことに挑戦していきます。年上の子も、教えてあげたり、助けてあげたりする中で、他人に対する優しさや思いやり、また自分に自信をつける体験にもなります。いろいろな人と関わることで、社会性やコミュニケーション力などが育っていきます。 -
安心・安全
子どもにとって安心・安全な園を!
子ども達の安全・安心にために…
子どもの命を守るのは日頃の備え・訓練から。多数のグループ園からの経験値に基づいたマニュアル、仕組みも大きく役立っています。
体動センサー
人為的なミスを無くし、寝ている子ども達の命を守る為に0歳児クラスには全園、体動センサーをいち早く導入しています。1歳児クラスにも順次導入を進めています。もちろん体動センサーだけに頼らず、従来どおり職員による視診・触診も怠りません。
救命講習
子ども達の安全を守る為に、職員は救命講習を受けています。
人工呼吸や心肺蘇生法、必要に応じて重篤なアレルギー児がいる場合には、エピペンの打ち方も研修を行っています。
AEDの設置
全園導入しています。使用方法も定期的に確認し、全職員が急な使用の際にも対応できるようにしているので安心です。
避難訓練
もしもの時の為に、毎月1回避難訓練に加え、急な災害に備え水害訓練、不審者対策訓練も実施。子ども達も練習を重ねて、いざという時に職員の指示が聞けるように備えをします。
マニュアルや園長会で情報の共有
長年にわたる多数の園の経験値や勉強会を生かして感染症、事故、緊急時のマニュアルを整備。入園して間もない子ども達への配慮、プールなど夏の保育時の注意などタイムリーな情報も繰り返しグループ全体で共有。多数の園からの意見を反映して情報を更新しています。
メール配信システム
東日本大震災の時に電話が繋がりにくかった事を受け、こどもの森グループでは緊急時保護者の方にメール配信できるシステムを用いています。緊急時以外の時にも「不審者情報」「感染症ニュース」「園からの連絡事項」などメール配信を活用していち早く保護者の方にお知らせをしています。
衝撃緩和帽子
特にケガしやすい頭を守る為に、防災頭巾以上の衝撃吸収効果を備えたカラー帽子を使用しております。UVカット率95%以上、内部が暑くなりにくい通気設計、超軽量設計、まる洗い可能と安心安全なカラー帽子で子ども達が元気いっぱいに過ごせております。 -
給食・食育
子どもにとって安全で栄養があり、おいしい給食を!
保育園は、子ども達が心身両面で大きく成長する6年間という長い期間過ごす場所です。「保育園の給食が大好き!」と楽しみにしてくれる子ども達のために、私たちは、栄養面、衛生面、安全面において安心な給食を提供し、食事を通じて子どもの心の成長面も支える責務があることを心して、毎日の給食を作っています。
こどもの森グループの給食
給食への9つのこだわり
1.衛生管理を徹底しています。
2.栄養のバランスを考えて献立を立てています。
3.安心安全な食材を使用しています。
4.旬の食材を使用しています。
5.旬の果物も使用しています。
6.食物アレルギーの対応も行っています。
7.子ども達の食べ具合を見ながら、味や調理法など工夫をしています。
8.薄味を心掛けています。
9.和食を中心とした献立を使用しています。
(ひじきや切干大根などの乾物も多く使用しています)
1.食材について
お米
お米は農薬・化学肥料の使用が通常の半分以下で栽培し、収穫後に残留農薬の検査で安全を確認した特別栽培米で、放射能検査で問題がないと証明されたものを指定業者から直接購入しています。
牛乳
牛乳は放射能の影響がない北海道産のもので、もちろん放射能検査結果が問題ないと確認して購入しています。
生鮮食品
こどもの森グループでは、震災以降も放射能のリスクを出来る限り避けるため産地指定をして食材を購入しています。空気中の放射性物質が落下し付着することが心配な葉物の野菜類、果物については、念のため心配な地域のものは使用しない、といった取り組を続けています。魚や肉も、放射能のリスクが少ない地域のものを選んで購入しています。
※中国産の食材は、過去に幾度かあった中国産食材・食品の事故を契機として、園では使用を控えています。
※その他、窒息の危険がある食材も提供していません。(お餅、白玉、こんにゃくゼリー、ピーナッツ、ピーナッツ大の硬い豆、煎り大豆など)
2.食品添加物について
毎日使う加工食品・調味料などは、原材料に食品添加物が入っていないものを必ず確認して購入※しています
安全性の基準は年齢性別に配慮されているとは言え、複数の食べ合わせや、経年たった場合の安全性はわかりません。化学調味料の味に慣れてしまうと、入っていないと物足りなくなったり、素材本来の味がわからなくなってしまいます。食品添加物が入っていたものは、味が濃いため過剰摂取しやすくなります。乳幼児をお預かりしている保育園だからこそ、できるだけリスクは排除したいと考えています。
※どうしても排除できない食品添加物が含まれる加工品を除く
3.アレルギーについて
こどもの森グループでは、食物アレルギー児への給食は、アレルゲンを除去する除去食を提供※しています。
・誤食が起きないよう、アレルギー食対応のガイドを作成し、各園で対応しています
・配膳時は、アレルギー児専用のトレーや食器を用意し、どのようなアレルギーをもっていて、何が食べられないのかが一目でわかるように表示をし、間違えて他のものを提供しないよう工夫しています
・給食の先生だけでなく、職員全員で食物アレルギーを持っている園児を把握することはもちろん、保護者・保育士・栄養士(給食の先生)三者間のコミュニケーションを大事にしています。
※ケースによっては代替食を提供することもあります。
4.その他の取り組み
こどもの森の給食は、子どもたちの健康や身体を第一に考え、毎月献立を立て毎日違うメニューを取り入れることで子どもたちが楽しみにしてくれる給食を提供しています
サンプル掲示
実際に園児が食べているものを掲示。園だよりなどで毎月の献立を配布しています。
食育活動
各クラスに合わせたクッキング保育や給食のお手伝い、保護者向けの給食試食会etc.
郷土料理
日本各地の食べ継がれてきた料理を知り、食文化を大切にする心を養います。
物語給食
絵本の世界を給食で再現。子どもたちの胸をときめかせる時間を大切にしています。
世界の料理
世界にはどんな食文化があるのだろう。子どもたちの興味・関心を引き出します。
5.衛生管理について
こどもの森では「安心・安全」を目的として給食を提供しています。厚労省・各治自体から出ているマニュアルをもとに「衛生の手引」を作り、各園でその手引に従って、衛生管理を徹底しています。給食室内の衛生管理維持のため、調理員の衛生管理、設備や調理器具等が衛生的に保管・使用されているか、確認するための検査を毎年実施しています。結果は、保護者の方へ掲示をしています。