玉川保育所は、旧玉川小学校の教室を改築し、昭和43年12月1日に創設されました。その後、昭和56年4月1日に今の園舎が新築され、また平成16年には増築され、入所定員が70人から100人となりました。
恵まれた七沢の自然環境は創設以来変わらず、四季折々の自然とのふれあいの中で、子どもたちは「生きる力」を育んでいます。
「散歩」を中心とした保育を行い、子どもたちそれぞれの発達の時期に、「自然」を通して豊かな感性を育てるには、どのような経験が必要なのかを見通した保育を行い、家庭的な生活環境の中で、どの子ものびのびと自分の力を発揮することができるよう配慮し、「遊び」を通して、思いやりのある、やさしい心が育つよう援助をしています。
そして、保護者の方々には園行事に参加をしていただき、子どもたちの成長を皆で共感し合うと共に、保護者会でも家族皆で親睦を深められる楽しい会を企画して頂いています。こうした人と人とのつながりは、子どもたちにとって安心感につながり、育ちの上でとても大切な事だと思います。
また、地域の方々には竹馬に必要な竹の提供を始め、介護老人福祉施設での交流会への参加など、様々な形で御協力をいただいています。そして、小・中学生や高校生による体験学習など世代間の交流は、地域の子どもたちがお互いに学びあえる大切な事業と考えています。これからも地域の方々に支えられ、また、保育所が信頼され、地域全体の子どもたちの育ちを保育所が支援していけるよう、職員全員で前向きに取り組んで行きたいと考えています。