子どもの好奇心から生まれる
考えや行動を大切に
大阪と奈良の境にそびえる生駒連山を東北に仰ぎ、大和川の北、大阪市の南端に位置する依羅(よさみ)の平野。
古くは「古事記」や「日本書紀」にも記された、この歴史ある依羅の名を地域の方々より頂き、昭和28年に「よさみ幼稚園」を開園し、そして平成13年には園舎を新築致しました。
70年以上の歴史の中で培ってきた教育・保育を、さらに発展させることを使命としています。
本園の教育・保育理念の中で、変わらずに大切にしていることは、子どもたちが自ら考え、行動する主体的な活動を大切に、子どもの輝く瞳、豊かな心を育成することです。
この教育・保育理念を形にした園舎を含めた園環境で、子どもたちが何と出会い、感じ、発見するかが楽しみです。
私たちのおもい
育ちあう園文化の醸成
「先生、ここ掘ったら粘土出てくるんだよ」
「あそこの土はサラサラしてるから、後でふりかけるのにちょうどいいねん。」
私が歩いていると、子どもたちがいろいろと教えてくれます。
本来、子どもたちは様々な「こと」、「もの」に興味を持ち、探索しようとする“小さな科学者”です。
園生活の中で、子どもたちに発見や達成感があるからこそ、「教える」という行為につながります。
一方で、相手は「教わる」のですが、友達の話しを聞いて共感し、自分の知識にする「教わる力」も大切です。
そのような「育ちあい」の園文化が醸成されることによって、子どもたちは自然と互いに学びを広め、深めることができます。
近年、幼児教育の重要性が示され、これまで以上に教育・保育の質が問われています。
教師一人ひとりがそのことを自覚し、幼児期だけではなく、その先の将来も見据えた教育・保育に責任を持って取り組んでいます。
子どもたちと共に、教師の個性を活かし、日々の教育・保育を楽しみながら実践していきたいと思います。