園名の由来 「主人花を愛すること、珠を愛するが如し」とて、幼子もまた掌中の珠として愛するとの意である
愛珠幼稚園は、地域の方々の熱い思いで創立され、子どもたちのために、園舎をはじめ、立派な教材・教具が整えられてきました。全国に官の幼稚園が数園しかなかった明治13年に、旧東区の町会が志をもって民の力でつくった日本で3番目の幼稚園です。その後市制施行に伴い明治22年に大阪市に移管され、現在に至っています。
平成19年、現存する最古の木造園舎であること、現役の幼稚園であることが評価され、 園庭の廻旋滑り台と共に、国の重要文化財に指定されました。
明治、大正、昭和、平成、令和と長く続く歴史の中、様々な変遷を遂げながら、その時代時代において、常に子どもにとってふさわしい幼児 教育を研究・実践し続けています。
愛珠幼稚園は周りを高塀で囲まれているため、外部とは遮断された子どもの世界が広がっています。
都心にありながら、多くの木々に囲まれ、自然の恵みを感じながら心豊かな時間を過ごせる素晴らしい環境にあります。
木造園舎のぬくもりと豊かな環境の中で、様々な体験を通して、豊かな人間性の基礎を培えるよう、教職員一同一丸となって、教育に力を注いでいます。
今後も、子どもたちがかけがえのない幼児期を充実して過ごせるよう、また、保護者の方もお子さんと一緒に愛珠幼稚園での生活を楽しみながら成長を実感できるよう、活動内容を工夫し、一人一人に応じた指導を心がけていきます。