ともに成長し、すべての人の幸せを願って
子どもたちが木登りをし、実を食べられるようにと「保育園萌夢」の設立時に植えたみかんの木も大きく成長しました。「子どもたちの夢が萌えむように」と願って「萌夢」という名をつけて保育園を設立して以来、子ども達のより良い成長のための環境づくりに尽力しています。
カラダを使ったリズム体操
布おむつの使用
季節の野菜をつかったぬか漬け作り
年長さんによるみそ作り……
すべての学年が同じ空間で過ごす「ワンフロア」教育も行っています。お兄さんお姉さんが手本となることで年下の子供たちは真似をしながら「自分も同じようにできる」と思い成長します。園では子ども同士の関わりを大切にし、大人は深い愛情をもって子どものがんばる力を見守っています。
子どもの成長をひとつひとつ共に喜び、取り組むことへの意欲や達成感を育んでいます。褒めるためではなく、お友達への思いやりの心が育つよう、相手が喜んでいることを共に喜びます。
「子どもが成長する環境」を整えるのは先生たちの役割です。
先生たち自身が無理なく、のびのびと成長できるように園では研修を行い、
よく話し合っています。
自ら考え、のびのびと成長してほしい――
その気持ちは子どもに向けたものだけでなく、先生たちへも同じ想いなのです。先生から子どもへ、子どもから先生へ
成長の循環が生まれれば、幸福感へとつながっていきます。
園の設立からたわわに実るみかんの木を見ると
好循環がきちんと実を結び、「第二萌夢」を含めて「萌夢」らしさが育まれていると自負しています。子育てで悩むことがあれば遠慮なく園に相談し、よじれた糸をほどき、一緒に考えていきましょう。
園と関わるすべての人が幸せになってほしい――
それが私の願いです。
これからもみかんの木はさらに大きく成長し、園を見守りながらたくさんの実をつけてくれるはずです。