船橋どろんこ保育園
- 〒2730005 千葉県船橋市本町6丁目8-9
食事
- 食事に対する考え
- 意欲と、食らいつく食欲を。
そして体験を通じて、生命と食の循環を知る。
子ども達にはいつも目をギラギラとさせて意欲のある顔をしていて欲しい。意欲のある素敵な表情は、自然の中に足を運び、実体験を通じて命をはじめとする様々な環境を自分で認識させ、太陽の下で労働し、遊び、お腹が空いて飯を食らい、ぐっすり眠る。…このプラスのサイクルから生まれてくるのだと私たちは信じています。
歩く・歩く・歩く。
そして、夏でも外で遊ぶ。
Doronkoでは、”長い距離を歩くこと“” 一年を通して外で遊ぶこと“にこだわっています。2歳児では往復4km、4~5歳では往復10kmを歩けるように4月から歩く距離を徐々に伸ばしてゆきます。園庭に木を植えて木陰を作り、取り付けたスプリンクラーやミスト・高低差のある築山・ひんやりした土管など…夏でも園庭で遊ぶ工夫をしています。
さまざまな発見をし、四季折々の自然に触れ、たくさん体を動かして、食べたい意欲を育ててゆきます。
畑仕事と畝作り。
畑仕事は、一番身近で、生きていくために必要な活動。鍬、シャベル、スコップを使って耕す保育士の背中を横目に、子ども達自ら耕し、畝を作ります。Doronkoでは、毎年3月にスタッフ企画による畝作り研修を開催しています。各園の年間農業計画は、0歳児や1歳児も作成します。Doronkoに入園した子ども達は、まず、土に触れ、泥で遊ぶことからスタートします。いつの間にか虫がついていて、実ができなかった。収穫直前に0歳児がピーマンに触ってポロッと落ちちゃった。こんな失敗も経験。自然科学も含めたセンス・オブ・ワンダーを体験できるのが、畑仕事の醍醐味なのです。
異年齢の子といっしょに食べる。
大人たちといっしょに食べる。
Doronkoでは、家族と同じく、大きな子・小さな子・障害がある子もみんな一緒に生活しています。様々な子がいる中で、気の強さ、弱さ、器用さ、不器用さなど個性を認め合える集団になることを目指します。先生たちも担当する子だけでなく、全園児をみるのです。 そして、人は生まれたときから苦味と酸味の味覚が備わっていると言われているように、毒や腐ったものから身を守るための本能を備えて生まれてきます。保育士・専門士・調理員・施設長など周囲の大人が美味しそうに食べているのを見て、安心し、いろいろ食べられるようになっていくのです。もちろん、調理員が子どもの食べっぷりを見て提供の仕方を考えてゆくことも大切です。
自分で盛り付ける。
大人が盛り付けしない。
まだできない子には、できる子がやってあげる。
Doronkoでは、小さい子のごはんを盛り付けるのは、大きな子の役割。でも、先生が担当を決めることはしません。子ども達は一緒に仕事をする中で、相手を頼り、意見を言い合い、相手のやり方を受け入れ、物事を進めていく場面を経験します。
まさに、頼りあい、ぶつかりあい、教えあう教育を実践しているのです。
どろんこの食育6カ条
1素材を味わう
2大人が盛り付けしない
3陶磁器の食器
4献立は和食中心で、薄味に
5好きな時間に好きなひとと食べる
6調理員、保育士、施設長も一緒に食べる
- 給食
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給食あり