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乳幼児期早期からの「睡眠教育」
我が国の短睡眠傾向は世界的に顕著であると言われています。乳幼児期は脳や脊髄の約9割が発育する大切な時期。私たちは子どもたちの健康な育ちのために、乳幼児期からの健全な睡眠習慣形成を支援しています。
幼児に必要な夜間の睡眠時間は最低でも9時間半。朝6時半に起きるとすると、「夜9時には就寝」していなくてはなりません。6歳までに神経系の約9割の発育がなされるため、生涯にわたって大切な心や身体の基礎を作るために、早寝・早起き・朝ごはんをご家庭と協働して実現しています。 -
リーダーシップの礎となる「徳育」
絵本の読み聞かせや縦割り保育は、子どもの認知発達や親性・養護性に大きな影響を与えることが明らかになっています。幼い子ほど起きている時間は短く、その時間にいかに良質な言葉のやり取りを出来るかが重要となります。
米国小児科学会は、生後のできるだけ早い時期から読み聞かせを行うことを推奨するガイドラインを発表し、「興味がないように見える乳児でも読書から恩恵が得られ、将来の読書量の増加や感情制御能力の向上が見込まれる」と指摘しています。
保育園では1歳の夏頃から、絵本を軸にした言葉のやり取りを、主活動としてクラスで行うことが可能です。保育士が絵本の読み聞かせを軸としてクラス全員の関心と集中を引き出し、対話を通してお互いの自分らしさを自然に理解することは、将来のリーダーシップ力を養う重要な環境設定となります。
そのため、当社では睡眠教育や食育と同様、「絵本の読み聞かせ」や「縦割り保育」を用いた的確な言葉のやり取りによる「徳育」を、ご家庭と連携して行うべき重要な保育内容と捉えています。