平成27年度より施行されました、子ども・子育て支援新制度、皆様ご存知でしょうか?新制度では、「質」と「量」の両方から、子ども・子育て支援を社会全体で支える、という事が謳われています。この言葉の通り、社会全体の大きな問題として支えなければならない程、今の日本の子育てをする環境は、決して満足のいくものではありません。現状の課題は少子化、虐待、子育てをする上での就労の問題、数え始めれば際限なく挙げられます。子どもの発達においても、体力、運動機能、学力の低下は、深刻な問題となっております。
そんな課題を一つでも解決し、鴨川市を、日本を、安心して子どもが生まれ、育てられる国にしたいという想いのもと、子どもの夢、子育ての夢を叶えられる施設として『認定子ども園OURS』が設立されました。
「量」とは子育てに関する選択肢を増やし、対応出来るようにすることです。一例として、就労すると子育てが難しくなるのが今の日本の子育て文化です。何時でも安心して子どもを預けられる場所があれば、就労しながらも、子育てがしやすい文化が育まれます。その為に、『認定こども園 OURS』は、365日開園致します。夜間保育、休日保育等も、皆様のニーズに沿った、子育て支援事業を提供致します。『子育てOURS』の団体紹介にもある通り、このような多様な保育サービスは、あくまでも選択肢です。必要な方が、必要な分だけ利用する為に準備を整えることで、子育てがしやすい環境は十分整えられると考えます。
「質」は教育的要素です。乳幼児期に最も大切なのは、様々な選択肢の中、沢山迷い、自身で答えを選び取っていく事です。その絶好の学びの機会が、遊びです。人として生きていく上で、最も大切な事は、全て、乳幼児期の遊びの中で身に付きます。教育とは、受動者を作ることではなく能動者を作る事だと断言できます。楽しいから、興味があるからこそ、人は学びを深めていきます。私達の教育は、子どもの好奇心と多様性を尊重した体験を、共同生活の中で展開する、エデュケーション(教育)とエンターテイメント(楽しみ、遊び)を兼ね備えた造語、「エデュテインメント(楽習)」という言葉で、遊びの中で体現をして参ります。詳しくは、当ホームページ教育・保育内容にてご説明をさせて頂いておりますので、ご覧頂ければ幸いです。
私を含め『子育てOURS』に係る全ての人間が、日本の子育てをする全ての皆様のお力になること、そして何より子ども達の成長と未来を保障することを一心に、教育・保育に尽力しています。手を取り合って、子育てがしやすく、子どもを中心とした、笑顔溢れる社会の構築をして参りましょう。