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「質の高い保育」をめざして
乳幼児期は大人になるまでの 単なる通過点ではなく、そこから先の長い人生を左右する人格形成の重要な時期であるということは広く知られています。 それがたとえ一時預か りの短い時間だとしても、お 子さまにとっては大切な時間。 お父さまやお母さまと離れて過ごすこどもたちの心細さに向き合い、ひとりひとり に、より細やかなケアをしていく必要があると考えます。
わたくしたちは、季節感を大事にした遊びなどを通じて、こどもたちの豊かな情操を育みながら、「感覚教育」 「言語教育」 「日常生活の練習」 などの活動に加え、「リトミックソルフェージュ」 の活動を積極的に取り入れ、モンテッソーリの教育理念を基とした保育を実践して参ります。
また、こどもたち一人ひとりの言葉に丁寧に耳を傾け、個々の一瞬一瞬の“育ち”にしっかりと向き合いながら、こどもたちがその時々の興味に応じてそれぞれ自分のやりたいことを自らが選び、集中して取り組んで行 けるよう、ピコランドでは開園以来できる限り少人数制での保育にこだわって、『安全で質の高い保育』を行うことをめざしております。 -
[モンテッソーリ教育]
マリア・モンテッソーリ (1870-1952) は、 教育者であると同時にイタリア人初の女性医師でもありました。
その医学的視点からこどもを観察することにより、モンテッソーリ教育が生まれました。
大人にとっては不可解に思える幼児の行動やこだわりは、実はその子の発達に大きな意味を持っています。そ れをモンテッソーリは 「敏感期」と呼びました。 ある一定の時期にしか現れないそのようなこどもの秩序感や 興味を教師が瞬時に受け止め、それに見合った環境を提供してあげることによって、こどもの自己肯定感は育 くまれ、健全な発育へと進んでいくものと、 モンテッソーリは考えました。
ピコランドは2018年にモンテッソーリ教育の0~3歳児講師資格を取得し、以降保育の中にモンテッソーリの メソッドを積極的に導入し、 その教育理念を基とした保育を実践して参ります。
『切る・貼る・縫う・折る』 などの、 手先を使った作業を行う「日常生活の練習」の活動から、算数教育など に繋がる概念を育てる感覚教具の活動など、 その時々のこどもの興味に応じてご用意しています。 -
[リトミックソルフェージュ]
こどもたちは音楽が大好き。 ピアノに合わせて自発的に身体を動かしたり歌ったりしています。 0歳後半で も音楽に合わせて手を叩いたり身体を動かしたりする子もいます。
ピコランドでは、日常の遊びの中にリトミックの活動を取り入れて、 こどもたちが楽しみながら音やリズムを 身体ごと感じ、 表現できる感性を育んでいきます。
また、さらに踏み込んだ音楽的能力の育成、 音楽への入り口として、 リトミックソルフェージュ&ピアノの教 室も併設しています。