本城西保育園は、1980(昭和55)年に創設されました。これまで多くの園児が卒園し、今では、2代、さらには3代にわたって本園に通っている方たちもいます。
昭和・平成・令和と子どもたちを取り巻く環境は、目まぐるしく変化し、本園でもその流れに沿って保育に取り組んでいます。
令和4年には、保育所型認定こども園へ移行しすべての乳幼児を対象とする保育、子育て支援とより幅広い保育の展開を行っています。
私たちが、常に心掛けているのは「保育の質の向上」です。乳幼児期は人格形成の根っことなる部分を培う重要な時期です。子ども自身が自分は大切な存在であり、愛されていることを感じながら安心して生活できるようにしています。
一人ひとりの良さや可能性を伸ばし、自ら興味関心をもって心や体を動かし、自己発揮できるよう発達をとらえて保育にあたります。
人を好きという気持ち、周りの人を思いやる心、友だちと協力しようとする姿勢など遊びを通して学べるようにしています。
地上に出ていない木の根っこは外からは見えませんが、しっかりと土の中に根を張り木の中心を貫いています。人の基礎となる「心の根っこ」をこの時期に大切に育て「生きる力・学ぶ意欲」につなげていきます。
今後も、家庭、地域とのつながりを大切にし、常に深い愛情と信頼をもって接していく事を保育の大原則とし、子どもたちと共に生活できることに喜びと誇りをもって日々保育にあたっています。