幼稚園は子どもが初めて出会う“学校”です。将来一人の人間としてよりよく生きていくための人格の“基礎”を培うところです。
幼稚園でのいろいろな経験・活動を通して、基本的生活習慣を身に付け、健康な心と身体、そして豊かな人間性をはぐくみます。
家庭では体験できない集団生活の中で、人とのかかわり方(社会性、道徳性)を学びます。
直接的・具体的な体験を通して、生きる力の基礎となる心情・意欲・態度を身に付けていきます。
子育てを支えるそれぞれの役割
家庭
愛情と躾を通して幼児の成長の基礎となる生活習慣と心を形成する場
幼稚園
家庭での成長を受けて、家庭外の広い世界に幼児を導き、集団の中で、幼児の自立に向けた基盤を育成する場
地域
さまざまな人々との交流の機会を通して、豊かな体験が得られる場
幼稚園教育の役割
幼児期の“発達の特性”を生かした教育を行います。
発達の特性
自分でいろいろなことをやってみたくて仕方がない時期
他者の存在に気付き、人とのかかわりを求める時期
探究心、好奇心が旺盛な時期
感受性が強い時期
やって良いこと悪いことの基本的な区別ができるようになる時期
憧れをもつ人の真似をしたくなる時期
知的好奇心が発達する時期
“発達の特性”を生かして幼稚園で培いたいこと、育てたいこと
信頼感
自分は周りの人から愛され、守られ、そして必要とされていると感じる安心感と満足感
自立心
自分でやろうとする力や、つまずきや失敗を乗り越えようとする力
自律心
自分の気持ちをコントロールする力(善悪の判断、けじめなど)
協調性
友達と一緒に活動し、相手の気持ちに気付いたり、助け合ったり、協力し合ったりする力
チャレンジ精神
あきらめずに“やればできる”という意欲と自信
生命・人権尊重の心
自他の命を大切にし、人を認める心
御国野幼稚園が大切にしていること
伸びる時期を見極め、しっかり伸ばし、一人一人を大切に見つめながら、育てなければならないことを丁寧にきちんと育てる。
体験活動を充実させ、感じる心、気付くことを大切にする。
子育てをする上で“大切なことは何か”について保護者と共に考える。