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キリスト教保育
乳幼児期は人間形成の根っこが育つ大切な時期です。
神さま、そして保護者や保育者から「あなたが大事」という温かくて豊かな栄養が含まれた想いを受けながら、様々な人間関係のなかで、育てられ、育ちます。
子どもたちは、存在を認められ、想いを受け止めてくれる人に支えられて、自分の力で根っこを伸ばしていきます。早く伸ばそうと引っ張ってみても根っこは伸びません。水や栄養を与えすぎても根っこは腐ってしまいます。「おもしろそう」「やってみよう」「こうしたらどうなる」などと、子ども一人ひとりが生活や遊びのなかで、興味や意欲を示し、その想いを受け止め、支えてくれる大人が傍らにいることが大切なのです。
YMCAでは、見たり、聞いたり、触ったり、匂いをかいだり、味わったりと、子どもたちの五感を用いて、心とからだを動かすことを大切にしながら、仲間とともに育ちあい、太くて長い根っこが伸びていくことを願って保育をしています。太くて長い根っこを伸ばした木は、少々の雨や風などに負けない太い木となり、一人ひとり違う花を咲かせ、その子らしい実をみのらせるでしょう。根っこの成長は見えませんが、その子らしさを大切に、一人ひとりの成長を信じ、喜び、見守っていきます。 -
子どもの主体性を育む保育
失敗しても、くじけません。
試行錯誤しながら主体的に遊びます。また、「一人ひとりが愛されている」「みとめられている」と感じ、自己肯定感を育みます。
YMCAの体操指導者による「体操あそび」の時間では、自分を大切にし、持っている力を発揮することも経験します。 -
自然に触れ、健康な心と身体と豊かな感性を育む保育
五感で感じることを大切にします
お散歩や、園外保育、キャンプ等を積極的に行い、外気に触れ、身体をたくさん動かして遊び、五感を通して豊かな経験をします。
5歳児クラスでは富士山YMCAを使って、夏と冬にキャンプを行っています。大草原や森を訪ね、大自然を相手に全力で楽しみます。