自然豊かな「里都まち なかい」に2014年4月本園は開園し、今年度9年目を迎え、0歳児から5歳児までの108名の子ども達でスタートしました。職員体制は、保育教諭等34名です。子ども一人一人の思いを受け止め、大切にしながら「子ども達にとって何が大事なのか」を常に考え、保護者や地域の皆さまと共に子ども達の成長をサポートさせて頂きたいと考えています。
本園では、子どもたちが主体的な遊びや生活をする中で様々なことに興味をもち、体験を通して「よく遊び、自分で考える力をもち、心も体もたくましい子を育てる」ことを教育・保育方針とし、「あいさつができる子」「元気に遊べる子」「人の話が聴ける子」「思いやりがある子」の育成を目指しています。今年度は、特に子ども達の「自立心・諦めない心」「健康な心と体」「言葉による伝え合い」の力を育みたいと考えています。
また予測困難な未来を子どもたちが生きていくために必要な知識や技能の基礎を身に付けられるように、一人一人の年齢や発達、興味関心に応じて、遊びや生活の環境を用意し、その環境を通して子ども達の遊びや生活が「豊かで深い学び」へと繋がるように支援していきます。「豊かで深い学び」へ向かう基礎を育てるために、中井町園・小・中連携教育の「なかい授業づくりスタンダード」に基づき、本園では「学びの連続性プログラム」を作成し、0歳児から5歳児までの園生活で培われた学びが一続きとなるようにカリキュラムを構成しています。さらにその学びが小学校へと滑らかに接続していけるように、町内の小学校との連携に努めています。
そして、保育教諭の資質向上と教育・保育内容の充実を図るために園内研究会を開催し今年度は「主体的・対話的で深い学びの創造 ~「?」から「知ろう」とする姿へ~」をテーマに、保育教諭間で教育・保育の振り返りや見直し等の協議、講師を招いての研修会を実施し、より良い教育・保育の提供を目指していきます。
今年度も、子ども達一人一人の思いに寄り添いながら、丁寧な教育・保育を心掛けていきます。皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いします。
令和4年4月