いつの間にか風が柔らかく頬をなでる季節となりました。桜の花も今が盛りと咲き誇っています。
保育園も新たなお友だち、新たな職員を迎え、また新しいスタートをきる季節となりました。
4月から湘南なでしこ保育園の園長を務めさせていただきます、福田幸子と申します。子どもたちが安心して自分を出せる場、保護者の皆さんが安心して子どもを預けられる場として保育園があるよう、職員と力を合わせていきます。子どもは遊びの中でさまざまなことを学んでいきます。たくさん遊び、たくさん笑って、時には泣いて、悔しい思いもし、周りの大人に見守られながら大きくなっていく子どもたちの、お手伝いができたらと思っています。子どもは子ども自身が伸びる力をもっています。私たち大人にできることは、子どもたちの伸びゆく力を信じ、見守ることです。子どもたちの成長発達を保護者の皆さんと共有し、喜び合える関係作りに努めて参りますので、よろしくお願いします。
子どもたちは一つ上のクラスに上がることに、誇らしい気持ちと同時に不安な気持ちを抱えています。「今まで泣いてなかったのに・・・」「朝からこんなに泣いて大丈夫かしら?」預ける保護者の皆さんも不安な気持ちいっぱいの4月かもしれません。でも子どもたちはひとしきり泣くと自分で切り替え、遊び始めます。その子その子のペースがありますが、少しづつ保育園に慣れていき、自分の姿を出していけるようになります。赤ちゃんは泣くのが仕事、子どもだって不安な気持ちを言葉でうまく伝えられないうちは泣いて訴えることができることが重要です。別れる時はつらいけど、遊び出す子どもの力を信じて、私たちに預けていって下さいね。
保育園が子どもだちにとって安心して過ごせる場となるよう、職員一同心がけていきたいと思います。子どもたちも、私たち職員も、どきどきの4月です。新しいこと、初めてのことにはみんなどきどきしてしまいます。でも反面、楽しみなことでもあります。「これからどんな楽しいことが待っているのかな?」ワクワクの気持ちを忘れずにチャレンジしていきたいです。
(2014年4月)