第七幼稚園は日野市の西端に位置する旭が丘地区に、日野市の七つ目の幼稚園として開園しました。近隣には大学、中学校、保育所、児童館、福祉施設、発達・教育支援センターなどがあり、地域の要となる文化福祉ゾーンの中にある幼稚園です。平成17年には隣接するあさひがおか保育園と「あさひがおか幼児園」を開設し、「日野市内の同じ年齢の子どもが同じ保育内容で健やかに育っていくように」という幼児園構想をもとに、共通のカリキュラムに沿った教育・保育を進めています。
園庭には12本の桜の木が植えられ、春には花びらでピンク色の染まり、夏には深い緑の葉が茂り、秋には赤や黄色に色づいた落ち葉が舞い、冬には白い雪が枝に積もる、四季折々の移り変わる様子を間近で楽しむことが出来ます。その桜の木や実をつける木々、子どもたちが育てる野菜や草花に、蝶々やセミなど小さな生き物や小鳥たちが集まり、子どもたちは「面白い!」「不思議!」と心を躍らせる体験や、いのちの尊さを学ぶ体験を通して、感性豊かな心が育まれています。
第七幼稚園では一人一人の子どもたちを大切にし、「幼稚園が、子どもたちが自分らしさを表わせる場所であり、自分のもっている力を発揮する喜びを感じられる場所」となるよう、個性や発達の特性に応じたきめ細やかな指導を心がけています。ありのままの自分を受け止められた子どもたちは、自分のもつ力を発揮しようと主体的にまわりのひと・もの・ことに関わっていきます。教師はその姿を見逃さずにとらえ、子どもの「やりたい」が実現できるよう、一人一人の発達段階や興味に応じた指導と幼児理解に努めるとともに、タイミングよく子どもたちを支えて、生きる力の基礎や学びの芽が育まれる教育・保育を教職員一同で進めていきたいと考えています。
幼稚園と子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様との信頼関係の構築に努め、子どもを真ん中に、保護者の皆様、地域の皆様と幼稚園が手と手をつないで、子どもたちの成長を共に喜び合い、支え合っていきたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様には幼稚園の教育にお力添えをいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。