特徴
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日常生活の練習(生活)
大人にとっては当たり前の日常生活ですが、子どもにとっては内容豊富な教育内容です。生活していく上で必要な動きすべてが含まれます。立つ、座る、歩く、つまむ、折る、切る、縫うなどの運動、あいさつ、マナー、身だしなみなども教育内容として組み込まれています。
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感覚
0~3歳の時期は無意識に周りのものすべてを吸収し、3~6歳の時期にこれまで吸収してきた事柄を自分自身の中で整理し、分類し、系統立てていきます。3~6歳の時期は五感(視覚、触覚、聴覚、味覚、嗅覚)が著しく発達する時期です。感覚教具は五感を独立して刺激し、概念形成の手助けをします。
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言語
子どもはお腹の中でもお母さんの声を感じています。まだ言葉を話さない子どもにも、幼児語ではなく正しい言葉をつかってたくさん話しかけ、語彙を豊かにすることが大切です。モンテッソーリ教育では「読む」よりも「書く」活動を先に行います。1文字ずつひろい読みをする段階を「読む」とするのではなく、読んで意味が分かりイメージできる段階を「読む」と考えています。