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リトミック
心と身体の調和を図り、自己表現力を養う「リトミック」
リトミックは、スイスの音楽教育家であるエミール・ジャック・ダルクローズが大脳生理学に基づいて開発した、音楽に反応して身体を動かし、自己表現をする教育法です。
リトミックは、音楽だけの教育ではありません。音楽を使った子どもの心と身体の調和を図る教育法なのです。
リトミックの効果
リトッミックは、即興で演奏される音楽を子どもたちが聴いて感じて考えて、身体全体を動かして表現することで本来持っている様々な力を引き出そうという教育法です。
楽しい音楽を使って遊びながら音楽に反応して感覚を磨くことで、子どもにはとても大切な「よろこび」を体験していきます。
また、聴く→心で感じる→考える→表現することを繰り返し即時的に行うことで、さまざまな能力が育まれ、また日常生活の中で様々な出来事や情報に触れたときに、心で感じて、考えて、表現する・行動することが自然と出来るようになります。
1言語、数、感覚などをテーマにすることで、子どもたちの"自ら発達しようとする力"を援助し、自主性と集中力、自立心と責任感などを育てます。
2音楽に身体全体で反応させることにより、リズム感や音感、反射神経や運動神経などを養います。
3音楽を通じて、自然や生活などいろいろなテーマで自己表現することを学び、豊かな感受性や情操を育みます。
他にも即時反応力、注意力、聴く耳の発達、音楽技能能力の発達、音楽表現力、自己表現力、時間と空間の認識、自発性・積極性、協調性、記憶力、心身(情緒)の安定、創造力、言葉の発達、想像力にも効果があるといわれています。
モーツァルト兵庫こども園では、リトミックを保育の柱として行うことで、心身がバランスよく調和しながら発達することを目指しています。 -
絵本の読み聞かせ
言葉や表現力、集中力を養う「絵本の読み聞かせ」
モーツァルト兵庫こども園では、まだ言葉の話せない0歳のクラスから絵本の読み聞かせをしています。
0歳の子どもたちも絵本の読み聞かせを通して絵に対して興味を持ち、また絵の持つ雰囲気や言葉の響きや擬音から様々な刺激を受けています。
絵本の読み聞かせの効果
多くの子どもは乳児期に文字を理解する前に言葉を話し始めます。子どもたちは耳から言葉を聞くことで言葉の獲得をしていきます。その中で、聴覚だけでなく、絵による視覚や声のトーンや声色の工夫をした絵本の読み聞かせに触れることによって、多くの言葉とその意味そして表現を覚えます。
絵本を読み聞かせることで、さまざまな知識や知恵、絵本の持つ世界観、道徳や友達との付き合い方や様々なルール、他にも自然の摂理や人間の機微など多岐に渡ったことが学べます。また絵本を集中して聞くことで、集中力が養われ、次のページではどうなるのだろうとワクワクしながら次の展開を想像することで自然と想像力が育ちます。
他にも、絵本の読み聞かせでは、探検をするお話を友達と聞くと、いっしょに探検を実際にしたかのような共通の体験が得られ、また悲しい内容の話では、絵本の中の話に共感し、自分のことのように悲しい気持ちになります。こうしたことを通して感性が育まれ、また、先生が愛情を込めて読むことにより、子どもと信頼関係やスキンシップを育むことも出来ます。子どもの情操にも良く、また情緒の安定にも効果があります。
モーツァルト兵庫こども園では、絵本の読み聞かせを保育の柱として行っています。