米川 晃
青葉幼稚園は、平成28年度から【幼稚園】と【保育機能施設:プレ・あおば】を併せ持つ幼稚園型認定こども園に移行しました。その中で私達は乳幼児期の教育・保育の重要性を大切にして保育活動を推進しています。幼児期は『愛着形成を基礎として、心情、意欲、態度、基本的生活習慣など、生涯に亘り人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期』として位置付けられています。そして、知的・感情的な面でも、また人間関係の面でも、日々に、成長・発達著しい時期でもあります。この乳幼児期に経験しておかなければならないことを充分に意図的に行わせることは、将来、人として充実した生活を送る上で不可欠なものだと考えているからです。
子ども達は、保育室や園庭等で五感を使って、さまざまな体験をし、友達と助け合い、励まし合うことで、豊かな感性や情操を育み、「心のやさしい子に」なっていきます。私たちは、遊びを通して、豊かな感性と人とかかわる力を育てることを基本方針とし、子ども達の成長に合わせて、どの時期に何を学ばせるかを考えながら、思考力や考察力などの「考える力」を身につけることが出来るよう教育・保育課程を考え、ひとりひとりがのびのびと育ってほしいと願っています。