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健康な体をつくる保育
日々の健康と体づくりは、 保育の基本です。 中でも食育は、健康な体 の根本と言えます。 そこで当園の給食では、極力化学薬品が使われ ていない自然な食材を選んでいます。 さらに畑での野菜づくりを行っ ており、子どもたちが自分で食物を育て、収穫し、 食べるまでの体験 も食育の一環として行っています。 そして、健康な体づくりでもうひ とつの基本が運動です。 当園では、火曜日と木曜日を 「運動の日」とし ており、年少から年長を中心に保育士の専門的なサポートのもとで 元気よく走ったり、 遊具で遊んだりしながら体の使い方を学んでいき ます。 0歳から2歳までの子どもたちは室内遊具で体の使い方を学び ます。 たとえば、 0歳児なら平らな場所だけでなく坂をハイハイするこ とでバランスの取り方や安全な転び方が自然と身に付けていきます。
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遊びを充実させる保育
子どもたちが楽しいと思うだけでなく「学び」に満ちていること。 そ れが、私たちの考える「遊び」 の充実です。 遊び方を与えられるだけ でなく自ら考えて創造力を広げていくことが大切で、その考えは中央 に広いスペースを確保し、遊具は周囲に置いている園庭の景色にも 反映されています。 たとえば子どもたちが鬼ごっこをしたいといった ら、まずはみんなで鬼ごっこを楽しみます。 そのうちに、 しっぽをお尻 につけたしっぽ取りゲームというアイディアが出たら保育士がしっぽ を用意して渡します。 室内でも、お絵描きのときに白い紙だけでなく、 カラーの紙を用意することで子どもたちの選択肢を広げたり、 お散 歩で拾った四季折々の葉っぱや木の実を造形の材料にします。 「遊 「び」の充実は、想像力の充実でもあるのです。
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思いやりの心を育てる保育
私たちの保育にとって思いやりの心は、0歳児から年長までの年齢に 応じて時間をかけて育んでいくものです。 子どもたちは自我が芽生え ると、 イヤイヤ期を経て、ようやく自分自身がやってほしいことを伝え られるようになっていきますが、 それぞれの時期に合わせて思いやり を伝えていくことで心はゆっくりと、豊かに育まれていきます。 そし って、 当園では相手が子どもであっても、いえ、 子どもだからこそ一人 の人間として接することを徹底しています。 正しい言葉づかいや感謝 を表す大切さは、 その基本です。 また、 子ども同士のトラブルがあって も、「注意して終わり」にはしません。 トラブルは、思いやりの心を学 ぶ絶好のチャンス。プロとして保育士が見守りながら、子どもたちが 自ら考えて思いやりの心にたどり着けるように寄り添っていきます。