-
ようちえんの思い
ひかり幼稚園は「お寺の幼稚園」。 園長先生はお坊さんです。 幼稚園になる前は、お寺のご本堂に、たくさんの子どもたちが集まって、楽しくお歌を歌ったり、お絵かきをしたり、少しお勉強をしたり、そんな時代もありました。もう70年ほど前のことになります。
昭和32年、いよいよ幼稚園の歴史が始まります。 最初の頃、先生の人数は3人でした。 1学年1クラスの小さな幼稚園です。 そのころ目指していたのは、「ゆたかな心を育てる確かな保育」。それは1歳児から通えるようになった今でも変わりません。 現在、各学年のクラスは1・2歳児(ひよこ組)、3歳児(はと組)、4歳児(ちょう組)、5歳児(はな組)の4クラス。 3歳より上のクラスにいるのは、だいたい20名ほどの子どもたち。 1つのクラスを2名の先生(二人とも常勤の正職員)が受け持っています。 子どもたちの人数が多すぎると先生の目が行き届かないこともあるかもしれません。 子どもたちの人数が少なすぎると十分な遊びができなかったりお友だちと競い合ったりできないということも考えられます。 1クラス20名ほどというのは、ちょうど理想的な人数じゃないかなぁと思います。 そして小さな幼稚園だから、先生たちはみんな、すべての子どもの名前をおぼえています。 幼児教育のカリキュラムなどは時代とともに変化し、より充実したものになっていきますが、ひかり幼稚園の先生たちの眼差しは、いつも子どもの心に向けられている、これからもそんな幼稚園でありたいと思っています。 -
ようちえんの取り組み
お母さん・お父さんと一緒に楽しむ行事
子どもたちにとって、毎日過ごしている幼稚園の中ににお母さんが来てくれる、お父さんが来てくれる、それは特別なことです。 「ちゃんとできるかなぁ?」と、こころがすこしドキドキします。 いつも以上に張り切ったりもします。 そしてお母さん・お父さんといっしょにがんばれると、こころの底から「よかったー!」「うれしいー!」、おおきな笑顔の花が咲きます。 それは幼児期の成長の過程でとてもたいせつなこと。 「がんばるぞー!」と集中する力・持続する力、「やりとげたね!」という達成感。 そんな目には見えない力が育ち、子どもたちの「これから」を支えてくれます。
ひかり幼稚園では、母の日参観日や父の日参観日はもちろんのこと、夏の夕涼み会や親子遠足、七五三のお祝い法要(お寺で行います)やもちつき大会、お母さん・お父さんが参加できる行事がたくさんあります。 もちろん、土曜日を中心に、お母さん・お父さんがお休みの日を考えて日程を考えてますので、子どもたちといっしょに幼稚園を楽しんでもらえればなぁと思います。
卒園児宿泊研修
ひかり幼稚園では、卒園したお友だちも参加できる行事がたくさんありますが、そのなかでもメインとなるのが、卒園した小学生のお友だちが集まって、泊まりがけで楽しむ学童研修です。 キャンプファイヤーや夕食作りを楽しんだり、プールを楽しんだり、そして少し自由研究をしたり…。 先生たちも卒園したお友だちに会うのを毎年楽しみにしています。 -
ようちえんとその周辺
ひかり幼稚園のシンボルとなっているのは、園庭にそびえ立つ樹齢300年を超える大いちょう。 春は若葉を芽吹き、夏は緑陰涼風を恵み、秋は黄金色に染まり、冬は葉を舞い散らせ、春夏秋冬、美しい姿で園児を見守っています。 モダンな鉄筋2階建ての園舎と十分な広さの園庭で、子どもたちは毎日楽しく遊んでいます。 幼稚園の東側と西側には広い駐車場があり、送り迎えの時も車の出し入れにゆとりがあります。
幼稚園は住宅地の中にあり、周囲にはマンションもたくさん立っていますが、メインとなる道路からも近く、交通の便がよい立地になっています。 近くには大きな公園もあり、また大淀川の河畔・堤防も歩いてすぐのところにあります。 緑の多い天神山公園も、幼稚園バスでちょっと出かけるにはもってこいの場所。 年長児になるとみんなで歩いて遊びに行ったりもします。 自然に恵まれた環境の中で、元気いっぱいに駆けまわる子どもたち。 見ている先生たちも思わずニコニコ笑顔になっています。