当園は、昨年度「認定こども園 旭ヶ丘幼稚園」となりました。保護者の皆様の就労の有無に係ら
ず当園の教育を選択できること、また就労状況が変わっても通い慣れた当園を継続して利用できるこ
となど、幼児期をのびのびと負担なくお子様が生活できるようにしたいと考えたからです。
「遊びを中心とした保育」に保育形態を変えてちょうど4年が経ちました。
当園の子どもたちは、一人ひとりが主体的に遊びに取り組みます。「今日は〇〇して遊ぶ!」と園
の坂道を毎朝駆け登ってくる子どもたちです。その笑顔は素敵です。
子どもたちは身近な環境(自然)の中で五感をフルに使ってたくさんのことを『感じ』ます。環境
の不思議さを体感した子どもは「なぜ?」「どうして?」とじっくりと『見つめ』ます。そして自分
の考えや意見を言葉で友だちや先生と伝え合い、とことん追求していきます。幼児期にこそ、このよ
うな体験を存分にすることが大切であると考えます。失敗を恐れず何度も挑戦するのが当園の子ども
たちです。仲間といっしょに目的を共有して遊びを『創る』子どもたち。その姿から、自信に満ち、
自己肯定感が高まっていることを感じる毎日です。
この4年間の保育を通して子どもたちの力の凄さを実感してきました。体全身で泥遊びをするダイ
ナミックな三歳児。朝日に輝く蜘蛛の巣やアゲハチョウに羽化する瞬間をじっと見つめる四歳児。仲
間とひたすら石を割り、化石について話し合う五歳児。日々たくさんの遊びが展開しています。子ど
もの数だけ遊びがあります。遊びたい時間と空間をたっぷりと確保し、気の合う仲間を保証してあげ
ることを大切にしています。
子どもたちが持っている素晴らしい力を信じて、ぜひ子育てを一緒に楽しんでみませんか?
いつでもお子さんと遊びにいらしてください。お待ちしております。