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1. 自己表現の力を養うこと
子どもが、自分の思いや感じたことを素直に表現できるように努めます。「やりたくない」という気持ちさえも押さえ込まず、やりたくない気持ちも素直に表現できるようにします。
子ども同士のトラブルは必要不可欠な体験です。
すぐには止めない。結果手が出る場合などにおいても、手を出すだけでは、相手には自分の思いが分かってもらえないことを体感させ、言葉で伝えることにつなげる機会にする。
トラブルを通して自分の気持ちを表現する事で自分を知り、相手の気持ちに気づけるようにする。
トラブルの中で、大人がすぐに答えを出すのではなく、子どもに問いかけ考えさせる機会を作る。 -
2. 1人1人の個性を大切にすること
子どもが、個性を活かしのばせる環境をつくります。
年齢別の成長の特徴を理解する。
子どもの個性を見極め理解する。
子どもが引き起こす問題行動にはどんな子どもの思いや、背景があるのか探り、 子ども理解を深めるように努力する。 -
3. 人間関係作り
子どもの自発的な遊びを大切にし、自分を認め、相手を認める人間関係の土台をつくります。
子どもと保育士
子どもが安心感を持てるように関わり、自己表現できるよう共感し、受け止め、理解しながらやりとりを深める。時には保育士の気持ちを正直に伝え、子どもにも保育士の心を理解してもらうように努める。
保護者と保護者
お互いの子育ての悩みに限らず、しんどいことなど何でも言える、困った時に助け合える関係の構築をしていただく。 クラス懇談会、各行事を通して、関係を深め、卒園後もつながっていけるようにする。
保育士と保育士
職員同士で反目関係、派閥グループなどを作らないように、職員会議では自分の思いや考えを表明する。アトムの職員としての自覚(保育園に求められている使命)をしっかり持つ。 人の失敗やトラブルなどを、自分のこととして捉え責任追及に終わらず共に考え、補い合い次に活かしていく。
保護者と保育士
共同の精神をモットーに、支えあい、認めあえる関係を作 っていく。 それぞれの立場を理解し保護者の思い、保育士の思いを出し合う場 (各種の懇談会)を活用し子どもにとって最善のことは何かを考えあう。