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子どもたちへの主な取り組み
英語クラス
わかみや福祉会は、3歳児クラスより隔週で英語の先生をお呼びして英語のクラスを行っています。
トム先生に各クラスでの”ねらい”を寄せていただきました。
造形
わかみや福祉会の造形活動では、活動を通して「子どもたちが物事に対して積極的に関わろうとする姿勢」を育むことを第一に考えています。
「ヘタでも汚れてもいいから泥だらけになったり、絵の具まみれになったりするまで、実感を持って遊ぼう!」
というのが大きなねらいとしてあります。
絵を描くことだけに留まらない造形活動という遊びに夢中になることで、自ら考えようとする力、失敗の経験や成功の喜びを体験します。
作品を上手に造ることが目的ではなく、人間としての土台、基盤つくりが最大の目的なのです。
遊びの中での発見、発想、イメージを現実に形にするための工夫、失敗を繰り返すことから、造り考えることの楽しさや喜び、お友達や先生との関わりから、共に生きることなど、様々なことを吸収しながら自分の世界を表現していきます。
この過程の繰り返しが「生きる力」となっていきます。
体操指導
近年、日本の子どもたちの運動能力の低下が、大きな問題となっています。
理由として、外遊びの減少、便利に変化した生活、
不規則な生活等が上げられ、些細な出来事で大きな怪我に繋がるケースがあります。改善する為には、日々の生活において意識的に運動遊びを行うことが必要です。様々な運動遊びを体験することで、運動能力の基礎が育ち、自分の身体を上手くコントロール出来るようになります。
わかみや福祉会では、週に1度体操講師による体操の時間があり、子どもたちが自然と身体を動かしたくなるようなプログラムを実施しております。
リトミック
リトミック(フランス語:rythmique、英語:eurhythmics)は、スイスの音楽教育家・作曲家であったエミール・ジャック=ダルクローズ(1865~1950)によって提唱された音楽教育の考え方です。音楽と動きを融合した教育スタイルを採っています。
リトミックとは、「良いリズム」という意味であり、良いリズムで心身を調和させ、ひとり一人を高め、人と人との、また、自然と人とを調和させると考えられています。
子ども達は、本来この種の運動・遊戯が大好きですので、「リズムに乗って明るく元気に動く」というこの反応教育により、大きな喜びが得られます。
茶道
わかみや福祉会が運営する保育園では、それぞれ、年に一度ずつ、年長組の園児を対象にお茶会を開きます。
茶道は一言では説明できない程、奥深いものです。 -
養護について
わかみや福祉会は、保育所保育指針に記載されている養護に関わるねらい及び内容に基づき、ひとり一人の子どもに寄り添う保育を行っています。(保育所保育指針より)
生命の保持
ねらい
①一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
②一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする。
③一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
④一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。
内容
①一人一人の子どもの平常の健康状態や発育及び発達状態を的確に把握し、異常を感じる場合は、速やかに適切に対応する。
②家庭との連携を密にし、嘱託医等との連携を図りながら、子どもの疾病や事故防止に関する認識を深め、保健的で安全な保育環境の維持及び向上に努める。
③清潔で安全な環境と整え、適切な援助や応答的な関わりを通して子どもの生理的欲求を満たしていく。また、家庭と協力しながら、子どもの発達過程等に応じた適切な生活リズムが作られていくようにする。
④子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と休息をとることができるようにする。また、食事、排泄、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなどについて、子どもが意欲的に生活できるよう適切に援助する。
情緒の安定
ねらい
①一人一人の子どもが、安定感を持って過ごせるようにする。
②一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
③一人一人の子どもが、周囲から主体として受け止められ主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする。
④一人一人の子どもの心身の疲れが癒されるようにする。
内容
①一人一人の子どもの置かれている状態や発達過程などを的確に把握し、子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合いや言葉がけを行う。
②一人一人の子どもの気持ちを受容し、共感しながら、子どもとの継続的な信頼関係を築いていく。
③保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や探索意欲などを高めるとともに、自分への自信を持つことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。
④一人一人の子どもの生活リズム、発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息が取れるようにする。 -
教育について
わかみや福祉会は、保育所保育指針に記載されている教育に関わるねらい及び内容に基づき、子どもの「心情」、「意欲」、「態度」を高めるよう努めています。(保育所保育指針の5領域より)
健康
健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
人間関係
他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う。
環境
周囲の様々な環境に好奇心や探求心を持って関わり、それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
言葉
経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
表現
感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
保育者は、教育者として教壇に立つのではなく、日々の遊びの中から子どもの「心情」、「意欲」、「態度」を高めていき、結果、それが教育となっていきます。
それに加えて、外部から講師の先生方をお招きし、新たな発想や世界観を生み出すひとつの”きっかけ”として、下記のようなクラスを設けています。