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自然のダイナミズムに浸り、五感を磨き、センスオブワンダーを培う
広い園庭の半分は木立の中、暑い午後も木漏れ日の中で遊ぼう。裏山も公園も近く、野の花、エゾりす、山ぶどう、カッパ・長ぐつ・雨も楽しもう。春は種まき畑作業、夏は毎日水遊び、落ち葉掃きして秋は焼き芋、冬は毎日雪遊びして、自然の中でゆっくり育とう。
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段階を踏んでコミュニケーション能力と社会性を身につける
人のつながりの中に安心できる自分の場を得て、自己信頼感を元に人と関わる力を獲得できるよう小さいほど少人数の担当制をとる。関わり遊びから様々な段階を踏む個々の発達を、愛を持って丁寧に見守り関わる。
子どもたちは共に暮らし、助け合い、ぶつかり合う。喧嘩して許し合う。話し合う。ひとりひとりの違いを肌身に知る。みんな違ってみんな良い。
☆絵本・物語り
絵本・物語りは世界の様々な営みを伝え、共感を紡ぐものとして、日々、読み聞かせている。選んだ絵本を何度も何度も読んでもらい、週末には借りて帰り、保護者に読んでもらっている。 -
認知発達と体育のプロジェクト(自分で選ぶ・段階を踏む)
秩序ある自由と、発達に見合った環境のなかで、一番興味をひかれたものを選び、秩序感・生活技術・言葉・文字・数量の概念・美術・工作技術・音楽リズムなどの感覚を磨き、実体験と関連させながら基本的技術を習得する。子どもの興味を見逃さず、子どもが選んだものをひとつずつ、順序だてて、ゆっくり、正確に、丁寧に、静かに、言葉で無く愛を込めてお手本を行う。個々の発達段階を見計らい、完了して片付ける処まで。
体育は、健康のための生活習慣作りと、身体機能発達の両方を目指す。畑作・収穫・調理・廃棄物や落ち葉の堆肥作りなどを通し、命の循環を実感する。園庭に常設されたものや、チームゲーム、器械体育などから、自分でやりたいものを選び集中して活動し、または集団で楽しむ。(器械体育には指導者が付く)
☆発達年齢に添った環境を用意するために、学年ではなく、月齢で進級している。