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モンテッソーリ教育について
モンテッソーリ教育は、いまから100年以上も前にイタリア最初の女性医学博士のひとり、マリア・モンテッソーリによって開発された教育法です。
「子どもは生まれながらにして、自分自身を成長させ、発達させる“自己教育力”を備えている」という考えがこの教育法の大前提とされています。例えば、子どもは歩くことを教えなくても、自ら立って歩き始めようとしますし言葉を教えなくても自然と喋り始めます。
このように環境に積極的に関わり吸収しようとする姿は、自身で自立のため成長していく姿のあらわれです。この考え方にもとづいて、「自立していて、有能で、責任感と思いやりをもった人間」「生涯を通じて学び続ける姿勢をもった人間」を育てることが、モンテッソーリ教育の目的です。
世界140か国以上の国に広まっている教育法で、偉業を成し遂げている有名人もこの教育を受けています。
アンネ・フランク (「アンネの日記」著者)
キャサリン・グレアム (ワシントン・ポスト経営者、ジャーナリスト)
ジェフ・ベゾス (Amazon.com創立者)
サーゲイ・ブリン (Google創立者)
ラリー・ペイジ (Google創立者)
ウィル・ライト (シムシティ開発者)
ピーター・ドラッカー (社会学者)
ジョージ・クルーニー (映画俳優、監督)
ケンブリッジ公ウィリアム王子 (イギリス王室成員)
ヘンリー王子 (イギリス王室成員)
ステフィン・カリー(プロバスケットボール選手)
藤井聡太 (将棋棋士)
コミニケ保育園では、上質なものに触れてもらいたいという思いから、AMI(国際モンテッソーリ協会)が認定するGAM社の教具を使用しています。 -
日常生活の練習
ボタンフレーム・マジックテープフレーム・靴ひもむすびフレーム
ボタンかけや、靴などのマジックテープ、靴ひもの扱いなど日常的に行う動作を鍛えるとともに、自立心を養い「自分で、できた!」の自信をつけ、社会に適応できるよう手助けをすることが目的です。この練習を通して、知能、集中力の発達を助け、秩序ある考え方ができるよう導きます。 -
感覚教具
ピンクタワー・ブラウンステア
「3次元」「2次元」の秩序正しい変化を、体感します。将来的に10進法、幾何学、体積の数学的概念の基礎につなげます。
3色リングさし
目と手の協調動作や色の認識、ディスクをつかむ力の調整、穴へ確実に通す正確性、集中力を養うことを目的とした活動です。色の三原色に関わる色彩感覚を体で覚えることができ、美術教育への準備につなげていきます。