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教育・保育
まなび ―知育・徳育・体育―
幼児期は人間形成の基礎を培う大切な時期です。園生活の中でのさまざまな経験や遊びを通して、子どもたちの知(学ぶ意欲)・徳(豊かな心)・体(健やかな体)をバランスよく育んでいきます。
●音楽活動
和太鼓を積極的に取り入れています。 全身を使って演奏し、太鼓の響きを体で感じながら演奏する喜びや楽しさ、 音やリズムに対する感覚を育みます。
●ことば活動
子どもたちが興味や関心が持てるよう、日常生活や遊びの中でことばや文字に親しめる環境を作っています。そこからひらがなが全部読める、自分の名前が書けることを目標に、5歳児ではワークブックを使いながら文字活動を行います。また外国人講師と一緒に遊びながら英語に親しみ、聞くこと話すことの楽しさを覚えます。
●絵画制作活動
クレパスやポスターカラーなどで絵を描いたり、のりやハサミ、 自然物や日常生活にある様々な道具や素材を使ってモノを作ったり、「作る・描く」楽しさを大切にして、子どもの創造力や表現力を高めます。
●体育活動
日頃から体を使った遊びは数多く取り入れていますが、特に2歳児以上のクラスでは体育講師を招いて、サーキット遊びを中心に体をたっぷり動かせるよう様々な運動を行っています。
●朝の体操
毎朝9時30分になったら体操をします。元気に体を動かして体を目覚めさせ、1日のすこやかな活動の準備です。 -
施設・環境
施設の環境
オール電化で、安全と環境に配慮した建物です。
火(ガス)を一切使用せず、建物内のエネルギーは全て電気でまかなっています。使用機器も省エネタイプのものを選定し、内装材・下地材にまで配慮して省エネ・エコ対策に徹底しています。
木や自然素材を多く使い、家庭的であたたかい雰囲気を大切にしています。
フローリングには、栗の無垢材を使用しています。硬いので傷がつきにくい、湿気に強いため腐りにくい、タンニンが多く含まれているので虫害にあいにくいのが特徴です。
壁は、珪藻土を使用しています。珪藻土には断熱・保温・保冷効果があるので冷暖房エネルギーの削減につながり、消臭・調湿・防カビなどの効果もあります。
安全・安心の備え
建物の外部に面する窓は全て耐熱強化ガラスです。強化ガラスの2〜3倍の強度がありハンマーで叩いても割れません。万が一割れた際も粉々に割れて角が出ないので怪我をする心配がありません。 室内の木製建具にはガラスの代わりに全てポリカーボネート板を使用しています。つり戸棚には、地震の際、荷物が落下しないよう耐震用キャッチを設置し、揺れるとキャッチが下がってフックに引っかかり扉が開かなくなるようにしています。
引き戸
指詰め防止のための欠き込み加工をしています。また反対側に居る園児が確認できるように開口を大きく取り、ガラスの代わりにポリカーボネートを使用しています。
子どもたちの毎日のため、色々な工夫をしています。
・乳児のロッカーは廊下と保育室の両側から開けられます。
・ロッカーの開閉時に指を挟まないよう上下に1cmの隙間を空けています。
・調乳室の出入り口は、小さい扉にすることで、扉を開けずに通れ、子どもと顔を合わせることができます。
・0歳児クラスの安全柵。開閉式なので柵を開ければ掃き出し窓からすぐに園庭へ出られます。法人各園のデータから柵の高さは60cm、柵と柵との空間は5cm幅にしました。
・幼児のロッカーは衛生面への配慮から一人ずつ仕切っています。 -
地域とともに
地域貢献・地域子育て支援・地域との交流
相談事業
当園は、子育て支援事業として相談事業を行っています。お子さまの健康状態や食事、発育等、子育てでお悩みがありましたら電話にて受付しています。ご相談は、園長・副園長・主幹保育教諭・看護師等がそれぞれ応じます。また、子育てに限らず、介護、病気、家庭、仕事など様々な悩みもお伺いします。必要な情報の提供の他、関係機関と連携して問題解決に向けてお手伝いをしますので、お気軽にご相談ください。
TEL.(06)6786-1211
園庭開放
地域の子育て家庭を対象に月一回行なっている園庭開放は、子どもたちが園庭で自由に遊ぶことが活動の中心ですが、他にも泥んこ・プールでの水あそび・体育遊具を使った遊びなど、家庭ではなかなか経験できない遊びも提供しています。またお子さんの年齢や気候・天候に合わせて室内あそびも行ないます。園の行事に参加することもありますが、ふだんの保育の中で保育教諭が読む紙芝居や絵本を見たり、おもちゃで遊んだりと、園児と自然に関わりながら同じ時間を過ごすことで、園の様子や子どもの発達する姿がわかり、保育者や保護者同士のコミュニケーションの場にもなっています。さらに、育児相談に発展することもあります。
世代間交流・地域との交流
デイサービスセンターを訪問して、地域の高齢者の方々と交流します。核家族で暮らす子どもたちにとって、高齢者とふれあえる貴重な時間になっています。また、年長児が地域の行事に和太鼓演奏で参加出演することなどを通して、園児や保護者、職員も地域の方々と交流する機会になっています。
つどいの広場 フレンドリーせいいく
大阪市地域子育て支援拠点事業の委託を受け、平成28年10月に開設いたしました。 地域で子育て中の親子が集い、交流していただける場所です。情報交換、仲間作り、育児相談など、様々な交流の場になっています。